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インゲル・ラッセ・サンドベルイ夫妻 |
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Inger&Lasse Sandberg(インゲル・ラッセ・サンドベルイ夫妻)は
「おばけのラーバン《や「アンナちゃん《シリーズなどで有吊な作家夫婦。
インゲル夫人がお話を、ラッセ氏が絵を描いています。
夫妻の作品はスウェーデンばかりでなく、世界各国でこよなく愛されています。
ラッセ・サンドベルイは1924年、ストックホルムに生まれました。
48年から49年、アンデルス・ベックマン美術学校で学び、
50年、インゲル・エリクソンと結婚。
新聞の写真家を経て、新聞・雑誌の漫画家に。
1953年から子ども向けの本で挿絵を描くようになります。
インゲル・エリクソンは1930年、スウェーデンのカールスタッド生まれ。
57年から63年、学校の先生をしていました。その間にラッセさんと結婚。
63年からテレビの子ども向け番組の制作も手がけています。
絵本を手がけるとき、ふたりがいつも心がけていたのは
「自分たちの子どもにわかりやすい、楽しめるお話を《ということ。
夫妻にとっては、いちばんの読者であり、批評家だったのが
長女(リーナ)・長男(ニコラス)・次男(マティアス)たちだったのです。
子どもたちに楽しいお話を届けたい、というスタンスから、
世界中で人気の物語が生まれることとなったのですね。
シンプルな絵柄ですが、目をはじめ、キャラクターの表情がとっても豊か。
また、さりげないタッチですが、なにげなくアーティスティックな色が混ぜられていたり、
一筋縄ではいかないような、どこか志の高い職人気質も感じさせます。
小さな子どもでも楽しめるよう作られていますので、
文字が読めなくても、絵柄だけで十分お楽しみいただけると思います。
絵柄がかわいくて、おしゃれで、斬新で。大人が見ても愉快な気持ちにさせられます。
スウェーデン語の正確な表記は、表紙画像をご覧ください。
●スウェーデン語版 VAN LILLA ANNA SPARADE PA
Inger&Lasse Sanberg(インゲル・ラッセ・サンドベルイ夫妻)
Raben&Sjogren 64年 2003年
2200円 B+ 本文少し角オレ
サンドベルイ夫妻の「アンナちゃん《シリーズは、第一作が1964年に出版され、
たちまち人気になりました。
どの作品も長年、愛され続けロングセラーに。
そんな作品たちが、ミニブックになったのがこのシリーズです。
どの本でも、小さなアンナちゃんの表情がとーっても愛くるしい。
コンパクトなかわいらしい本に、いっぱいの魅力がぎゅーっとつまっています。
日本語版は「アンナちゃんのこいぬはどこへいったの?《
「アンナちゃんとのっぽのおじさんうみへいく《
「アンナちゃんとびっくりたね《
「のっぽのおじさんのぼうしはどこへいったの?《
(日本生活協同組合連合会 いずれも品切れ)。
のっぽのおじさんが帽子の上にアンナちゃんをのっけてくれました。
いつもと違う視界の広さ。
小鳥が見えて、煙突から出る煙が見えて、ママとパパが見えて、
犬が見えて、おうちが見えて・・・。
最後はみんなで楽しく飲み食いしながらおしゃべり。
おじさんは、とんでもなくのっぽなんですよね。
小さいころ、肩車してもらったり、抱っこしてもらったりして、
違う景色が見えたことを思い出します。
ハードカバー サイズ 天地 15.6センチ×左右 12.6センチ