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■ビジュアル洋書 挿絵本、写真集など■



coverビジュアル洋書 英語版 Racinet's Full-color Pictorial History of Western Costume
(フルカラー写真で見せる、西洋の衣裳史)
Auguste Racinet(オーギュスト・ラシネ)

NY Dover Publications 87年
3300円 B+

中世から1800年、950点以上を超える衣裳を92ページにわたるフルカラーで見せます。
オーギュスト・ラシネ(1825年〜1893年)は、19世紀フランスの有名デザイナーであり、
画家。衣裳の歴史を研究し、服飾史の著作を残したことで知られます。
すべてカラーであり、大判であるため、1ページ1ページが絵のようにみごと。

ソフトカバー サイズ 天地 31センチ×左右 23.7センチ

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cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 Gustave Dore Illustration to Don Quixote
(ギュスターヴ・ドレ ドン・キホーテ物語のためのイラスト)
Jeannie Ruzicka

London Academy 74年
2700円 Bー 扉・見返し・小口ほかシミ

ギュスターヴ・ドレが描いた「ドン・キホーテ」のイラスト集。

ギュスターヴ・ドレ(1832年〜1883年))はフランスのストラスブール生まれ。
1853年、「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」で挿絵を連載。
1854年、「ラブレー作品集」によって名声を成し遂げ、人気挿絵画家として活躍しました。
古典名作を次々とイラストにして、「神曲」「聖書」「失楽園」「ドン・キホーテ」ほか世界各国で出版。
挿絵の原画は主にペン画で描かれ、薄いインクで濃淡をつけています。
彫版師たちの手により木口木版として印刷され、世に送り出されました。

本書は1ページにイラストが1点ずつ。大判なので、見ごたえ十分。
大変な迫力です。場面の展開があまりにも鮮やか。
大変細かく描きこまれ、1点1点、どのぐらい手間ひまをかけて描かれたものか気が遠くなるようです。
ドン・キホーテの死のシーンで終わっています。

ソフトカバー 127ページ サイズ 天地 29.3センチ×左右 20.9センチ

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cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 Otto of the Silver hand(銀のうでのオットー)
Written and Ilustrated by Howard Pyle(ハワード・パイル)

NY Dover Publications 1967年 それ以降の版かと思われます
1900円 B 小口僅シミ

ときは中世。
少年オットーは12年間を過ごした僧院を出ることになります。
突然、父親が出現したことで、大人たちの争いに巻き込まれ、
敵に片腕を切り落とされるという悲運に見舞われるのです。
妻を亡くして、すさんだ生活を送っていた父親コンラッド男爵は号泣。
しかしながら、オットーは
「悲しまないでください。それほど痛みを感じませんでした」
と父親を慰めます。
オットーには、自分に優しくしてくれる父親が追いはぎ豪族であり、
人殺しをして略奪を繰り返すことが信じられません。
コンラッド男爵はオットーを守り、再び僧院に連れ戻します。
その後、オットーは幽閉中に敵国の王女に恋し、やがて、両国に平和な時代が訪れます。
オットーは銀のうでをつけ、生涯、剣をぬかなかったそうです。
1ページ大のイラストが25点。挿絵が30点入っています。
本書は、1888年に書かれたオリジナルの作品。
格調高い文章と正確な時代考証に支えられ、力強い歴史物語として知られています。

ハワード・パイル(1853年〜1911年)はアメリカのデラウェア州に生まれました。
1877年、アメリカでもっともすぐれた児童雑誌といわれた「セント・ニコラス」に作品を発表。
再話「塩と胡椒」(1866年)、「ロビンフッドの愉快な冒険」(1883年)などの冒険物語、
「アーサー王伝説にまつわる物語」(1903年)など、作品は多数。
力強くドラマチックに描いて、人物像に生命を与えることに成功しています。
教師としても活躍。高い理想主義をかかげて多くの学生たちを奮い立たせ続けました。
ヨーロッパで研究するのが主流だった時代でしたが、
パイルはアメリカで学生たちがトレーニングとインスピレーションを求めるべきと主張。
晩年も、後輩たちの指導に多くの時間を割きました。

日本語版は「銀のうでのオットー」(渡辺茂男・訳 学習研究社 偕成社文庫)は版元品切れ。
ソフトカバー 173ページ サイズ 天地 23.3センチ×左右 15.5センチ



cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 Hans Andersen Fairy tales Book One
(ハンス・アンデルセンのおとぎ話 ブック1)
絵 W.Heath Robinson(ウイリアム・ヒース・ロビンソン)

London Pan Books 76年
2600円 B 裏表紙角オレ 小口シミ

おなじみアンデルセンのお話が8編。
イラストがたっぷり。カラーの口絵が8点、
モノクロのカットは線画とシルエットと、それぞれかなりの量。
バラエティーに富んでいて、手軽に楽しめるペーパーバックです。

ウイリアム・ヒース・ロビンソン(1872年〜1944年)はロンドン生まれ。
絵本の世界で名高いロビンソン兄弟の三男です。
イスリントン美術学校、ロイヤル・アカデミーに学び、
最初は風景画家を目指しますが、挫折。
兄たちのあとを追って挿絵画家になって、やがて兄たちを超える売れっ子に。
活躍の幅が広いのが特色。 ユーモラスで役にたたない道具の発明家として知られ、
ユーモラスなドローイングを描いています。もっとも有名なのは“Heath Robinson contraptions”。
ほかに喜劇の舞台のデザイン、ドーバー定期船の壁面デザインや、
ブリテン女王館・デイリーメイル展示館の壁画などのデザインまで手がけています。
挿絵画家としては、多数の雑誌で挿絵を描き、広告美術にも携わっています。
絵本画家としては兄のチャールズ、ビアズリー、シドニー・サイムなどから影響を受けています。
「ドン・キホーテ」(1897年)、「ポー詩集」(1900年)、
キプリング「イギリスの歌」(1909年)など作品多数。

ソフトカバー 144ページ サイズ 天地 22センチ×左右 17.7センチ



cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 A Dictionary of Chivalry(西洋騎士道事典)
Grant Uden(グラント・オーデン) illustrated by Pauline baynes(ポーリン・ベインズ)

kestrel books 68年 third impression 1977
4000円 B+

騎士道に関する、人物紹介、伝説、戦闘、武具、紋章などなど、ありとあらゆることを網羅した事典。
いずれのページにもモノクロ、もしくはカラーの美しいイラストが万遍なく入っていて、
絢爛豪華。まるで絵本のように、見て楽しめる事典といえます。
挿絵を手がけているのは、ナルニア国ものがたりで有名なポーリン・ベインズ。
本書の挿絵でケイト・グリーナウェイ章を受賞しました。
日本語版は「新版 西洋騎士道事典―人物・伝説・戦闘・武具・紋章」(原書房)。

ポーリン・ベインズは1922年、英国ブライトン生まれ。
父がインド文官試験委員だったため、幼年時代はインドで過ごしました。
帰国後はファーナム美術学校及びスレイド美術学校で学んで、
第二次大戦中は軍関係のデザインや製図に従事。
1944年ごろから挿絵画家として活躍し、
J.R.R.トールキンの「農夫ジャイルズの冒険」(1949年)では疑似中世風の挿絵を描きます。
挿絵についてはかなりこだわりを持っていたトールキンも、彼女が描いた挿絵は大絶賛。
C.S.ルイスの「ナルニア国ものがたり(1950〜1956)」シリーズ(1950年〜1956年)全巻の
挿絵を手がけて、高い評価を受けました。自作の創作絵本も多数。

ハードカバー 352ページ サイズ 天地 24.1センチ×左右 16センチ

カバー裏表紙を見る

cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 Sidney H.Sime Master of Fantasy
(シドニー・H・サイム ファンタジーの帝王)Paul W.Skeeters

Ca Ward Ritchie Press 78年
4200円 B 裏表紙シミ

Sidney H. Sime (1867年〜1941年)は、マンチェスター生まれ。
少年時代、5年間、鉱山で働きました。採掘現場の壁に鬼や悪魔の絵を描きます。
そののち炭鉱を脱出して、独学で美術を学び、働きながらリバプールの美術学校に進みます。
「ピックミー・アップ」などの雑誌の挿絵を担当し、
やがて「アイドラー」などの高級誌にも描くようになります。
グロテスクな悪魔など、世紀末の風潮にマッチして、ビアズリー亡き後の人気者に。
1898年、たまたま転がり込んだ遺産で「アイドラー」雑誌を買収し、
独自の編集を手がけるようになりますが、経営の才覚はなく雑誌も手放すことになります。
「ユリイカ」「イラストレイティッド・ロンドン・ニュース」などでモノクロの挿絵を描き、
当時人気が出てきたデュラック、デトモルドらの彩色挿絵と並ぶ花形となりました。
1910年ごろから単行本のイラストを手がけるようになり、代表作は、幻想文学のロード・ダンセーニの作品。
彼の創造したグロテスクなキャラクターたちは、のちにアメリカンコミックや
SFなどで繰り返し使われるモチーフとなっていきました。

美しく暗いタッチから、どこか愛嬌のあるコミカルなキャラクターまで。
徐々に作風が変化していく様子も見てとれます。カラーの作品も少し入っています。
好きな人にはたまらない魅力といえるでしょう。

ソフトカバー 127ページ サイズ 天地 29.5センチ×左右 20.8センチ



cover再入荷分、品切れ ビジュアル洋書 英語版 1800 Woodcuts by Thomas Bewick and His School
(トーマス・ビューイックと門下生 木版1800点)
 Edited by Blanche Cirker
NY Dover Publications Inc. 1962年
3500円 B  表紙・裏表紙角つぶれ 背シワ 小口シミ

トーマス・ビューイック(1753年〜1828年)はイギリスで活躍した著名な木口木版作家。
彼の作品は“ビネット”と呼ばれる書物の扉や章頭飾りなど小型挿絵に特徴があり、
イギリスの牧歌的な田園風景を緻密な線で描いたデッサンが作品の魅力です。

その緻密さの秘密は、木口木版(凸版技法の一種)と呼ばれる独特な印刷技法に関係しています。
日本の浮世絵版画に代表される板目木版に対し、木材を輪切りにして研磨し、
彫刻刀で彫って版面として用いたのが木口木版。
木材の堅い面を版材として利用するため、銅版画にも匹敵するような細密な線刻が可能でした。
もとは活版印刷で、活字と組み合わせ書物の挿絵に使われるなど、印刷媒体に多く利用されたものです。
ビューイックの代表作は「イギリス鳥類図鑑」。ベースには、自然への畏敬の念と鋭い観察力があります。

本書には、ビューイックと門下生の作品がこれでもかこれでもかとぎっしり1800点。
動物だけでも45ページ近く。犬、ねこ、馬、ロバ、ラクダとシマウマ、羊とヤギ、
キツネ、クマ、ライオン、トラとその他のねこ科動物、ウサギ、リス、コウモリなど。点数318点。
お得意の鳥に関してはジャンル分けしながら60ページ弱。点数371点。
魚、昆虫、木、花と植物、岩、風景、雪景色など自然に関するものをたっぷりと。
さらには、人々に関してはファッション、学校生活の子ども、遊ぶ子ども、
動物と子ども、食事のシーン、リクレーション各種の最中の様子など。
職業別に人を描いたページ、船のページ、おとぎ話の場面、飾りケイのページ、紋章…。
無人島に1冊だけ本を持っていくとしたら、海ねこはひょっとしたこの本を選ぶかも。
そのぐらい、ありとあらゆるものがキメ細やかに表現されています。

ソフトカバー 247ページ サイズ 天地 30センチ×左右 22.6センチ

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cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 Victorian Cameraman  Francis Frith's Views of Rural England 1850-1898
(ヴィクトリア時代のカメラマン フランシス・フリスが見た、イギリスの田舎1850年ー1898年)
wtitten and Edited by Bill Jay

London David&Charles:Newton Abbot 73年
2500円 Bー 扉ほかシミ パラフィンをかけてとめたテープあとが見返しにシミ状になっています

Francis Frith(1822年〜1898年)は、クエーカー教の家族に生まれました。
食品商だった彼は写真に関心があり、1853年、リバプールPhotographic Societyの創立会員になります。
1855年、写真にすべてをささげるべく、自分の会社を設立しています。

この本におさめられているのは、フリスが撮影した、もしくはコレクションしていた写真のようです。
彼の生涯についての章があり、
1ページに1−2点ずつモノクロの写真が満載されています。
川辺の光景、田舎の景色、街並、記念日など章別にカテゴライズされています。
ヴィクトリア朝の英国を記録した写真たちは、歴史的にも価値が高いものばかり。
人々の表情や服装が興味深く、街並、魚の市場、Sidmouthにあった
リゾートホテルの室内写真、路地裏で遊ぶ少年たち・・・などなど。
美しいモノクロ写真の数々を眺めていると、タイムトリップしているかのような感覚になります。
船の前で、片手に魚を持って、まっすぐカメラを見つめているおばあさんの写真など、
この時代、確かにここに生きていた人たちの眼差しが、実に印象的です。

ハードカバー 112ページ サイズ 天地 24.7センチ×左右 18.7センチ



cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 A Country Camera 1844-1914
(カントリー・カメラ 1844年ー1914年)Gordon Winter

Penguin Books 73年 Reprinted 1975
1900円 B

ヴィクトリア時代、庶民の暮らしぶりを彷彿とさせる写真が満載。
田舎の人々の暮らしぶり、農作業の様子、家の中の様子、
市場の様子、馬車や鉄道などの交通機関など。
1900年の郵便局の様子、1905年の郵便配達員など、郵便関係のページだけで4ページ。
1890年のクリスマスのショップ・ディスプレイの写真には、店頭にたくさん鳥がぶら下げられています。
きちんと文章も添えられていて、記録性の高さを感じさせる写真集。

Gordon Winterはジャーナリスト、作家、出版関係者、ブロードキャスターでした。
1939年から1945年の戦時中は南アフリカへ、イタリア、ギリシャへ。
長年、イタリアに駐在しながらBBCの仕事をしていて、多数のフイルムを残しています。

ソフトカバー 120ページ サイズ 天地 24.2センチ×左右 18.2センチ



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