古本 海ねこ トップページへ戻る

ねこ本2006年2月25日Up
2006年8月9日Up2007年2月Up・2007年7月Up・2007年11月Up
2008年8月UpCAT FANCY&DOG FANCY
●クレア・ターレー・ニューベリーのねこ絵本 小特集





cover絵本 あかぐつのねこ 瀬尾太郎 小学館「幼稚園」昭和31年8月号付録
6000円 送料サービス(代引のぞく) B+

「ながぐつをはいたねこ」を土台にした絵本です。全ページ、カラーです。
長靴ではなく、赤靴をはいたねこというところがユニーク。
瀬尾太郎さんはそののち、昭和35年に「長ぐつをはいたねこ」(講談社の絵本ゴールド版)をつくっていますが、
こちらは昭和31年の幼児向け雑誌「幼稚園」の付録。雑誌の付録って案外残っていないのです。レアです。
付録とはいっても、きちんとしたつくりの絵本。
こんな付録がついていた雑誌を買い与えてもらっていた時代の子どもたちが羨ましい。
50年以上の年月がたっていることを考えると、状態は悪くありません。
ただし、ホッチキスのサビ、表紙の角イタミ、ヤケなど、経年による自然についた感じのイタミがあります。

12ページ サイズ 天地 25.7センチ×左右 18.1センチ

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covercover雑誌 猫の手帖 隔月刊1号〜7号 6冊セット(5号欠) たざわ書房 78年〜79年 
8000円 送料サービス(代引のぞく) B

◆猫の手帖 No.1 78年10月号 特集・猫と絵本 内外の絵本136冊紹介
エッセイ 立花隆・落合恵子・熊井明子・白石冬美・相澤敬三・山川れいか・戸川玲・原田勇男ほか
絵本 木葉井悦子・八鍬真佐子・橋本勝
写真集 塩坪三明
新連載 にゃんにゃん共和国ーたけなか・ろう(竹中労)
「シネ」のねこ=ア・ラ・カルト

◆猫の手帖 No.2 78年12月号 写真特集 猫の博物館ー置物コレクション
童話 中山みどり 絵本 木葉井悦子・八鍬真佐子
写真集 かあちゃんばんざいー野口清
にゃんにゃん共和国ーたけなか・ろう


covercover ◆猫の手帖 No.3 79年2月号
フォト・ルポ 猫町一丁目一番地
熊井明子 私の猫とペン友達のいる日々(40枚)
山下勇三・下重暁子・森みどり・加東康一・諏訪優
イラストエッセイ 佐野洋子・塩坪三明写真集
にゃんにゃん共和国ーたけなか・ろう

◆猫の手帖 No.4 79年4月号(裏表紙はし・角少オレ)
特集・ようこそアタゴオルへーーますむらひろしの世界
吉原幸子・佐野洋子・川本三郎


covercover ◆猫の手帖 No.6 79年8月号
一度は猫が撮りたかったー表紙・秋山庄太郎
プレゼントカード・コレクション 猫語のレッスン1,2,3
深瀬昌久・熊井明子・島耕二・吉行理恵・ますむらひろし・たけなかろう(連載最終回)
坂本正治 ニューヨーク・SOHO・猫

◆猫の手帖 No.7 79年10月号(本文の一部、角やはし少オレ)
カラー 中国の切絵
塩田丸男・庄野真代・八鍬真佐子・ますむらひろし
太郎還るー浅田二三男 雨の夜のある町から=岩崎由子



cover再入荷 絵本 モーの入院 別役実・文 朝倉摂・絵
リブロポート 90年・初
950円 B カバーイタミ

こんな話がひょっとしてあるかも、と思えるようなファンタジー。
どこかさびしく、どこか笑いたくなる、不思議な読後感。
ばけられるようになりたい猫のモー。はたしてばけられるようになるのでしょうか?

ナナお嬢さんと猫のモーが夕暮れの街を歩いて、たどりついた先は…。
「ねえ、さびしくない?」
「さびしいですよ。風がふいていて、しかもそれが秋だと、猫だってさびしいんです」
といった文章が沁みます。
カバーの裏表紙部分、下側と背の境目あたりに少しヤブレ。カバーに少々ヨゴレ・イタミがありますが、本体はおおむね良好。

ハードカバー サイズ 天地 28.1センチ×左右 20.6センチ



cover品切れ ビジュアル洋書 英語版 The Great Cat Game Book
(偉大なるキャット・ゲーム・ブック)Erika Bruce
 ロンドン Michael Joseph 85年 
3900円

古の時代から、ねこ好きは多々あったようで。
これでもかこれでもかと、ねこをモチーフにしたさまざまなゲームが紹介されています。
さらには、実際に切り抜いて作るねこゲーム、切り抜いて遊べるねこカードなど。
これは、もうねこ好きにはたまりませんよ、的な1冊です。
ゲームとして楽しむもよしですが、さまざまなクラシカルなイラストを楽しむもよし。

写真・イラスト満載。スケッチブックに見られるようなスパイラルバインディングとじです。
ページ角には、パラパラマンガふうのものまで。

ソフトカバー 56ページ サイズ 天地 28センチ×左右 20.9センチ

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covercover絵本 3びきのこねこ V.ステーエフ・文 ジュリオ・マエストロ絵 やぎたよしこ(八木田宜子)訳 ほるぷ出版 77年 
3600円 C+ カバーイタミ・シミ・ヤブレ

いたずらざかりの3びきのこねこは、みんな毛の色が違います。
ところが、3びきがあそんでいると、白いねこが3びきになっちゃったり、
黒いねこが3びきになっちゃったり・・・。ユーモラスで、実に楽しい話です。
この話は、もともと、ソ連のステーエフという有名な絵本作家(文・絵とも)の作品なのです。
そのステーエフの原作を、ミラ・ギンズバーグという人が英語に翻訳し、
それにジュリオ・マエストロという人が絵を描いたのが、この「3びきのこねこ」です。
ストーリーは同じですが、マンガ風のステーエフの絵と、
現代的で洗練されたマエストロの絵で、
ふたつはまったく異なった作品になっています。
日本語訳は、英訳から行ないました。
絵本の翻訳の場合、文章だけを訳して絵は元のままなのがふつうですが、
絵までかえてしまったのは、珍しい例でしょう。
美しいクリーム色をバックに、3びきのこねこたちが
生き生きとあばれまわる様を、親子そろってお楽しみください。
絵をたんねんに見れば見るほど、思わず笑いたくなってしまいますよ。(カバー より)

3びきの表情、目の色・・・カバーにあるとおり、見れ見るほど楽しくなります。
細かく描きこんだ部分と、余白の白との対比も大変効果的。
古い本ですので、カバー表・裏にシミがあります。また、カバーの上側に4−5か所、
裂け目が入っています。

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 29センチ×左右 22センチ

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cover絵本 散歩するねこ 中山あい子 絵・入山さとし サンリオ サンリオ創作絵本シリーズ 88年 
2800円 B カバー・帯少イタミ

タクちゃんは幼稚園にかよう男の子。
ねこのブーくんとおさんぽしたいナ、
といつも思っています。
でも、ブーくんは外の世界がこわいみたい。
ところがある日、タクちゃんにブーくんが話しかけてきたのです。
赤い首輪をつけてくれたら、
いっしょにおさんぽにいってもいいよ。(カバー より)

「あら、みてみて、ねこがさんぽしてるわ」
と騒がれながら、散歩させるタクちゃん。
やわらかタッチで心あたままるイラストですが、なるほど、
「ねこと人というつながりだったブーくんとタクちゃんが、
より近い仲になった、この記念すべき1日を、
リアルタイムで描きたかった」(入山さとし)とのことです。

ハードカバー サイズ 天地 26.7センチ×左右 21.8センチ



cover品切れ 絵本 ひとりぽっちの ねこ 至光社ブッククラブ 国際版絵本1976〜77 初版1968年 第2刷
3800円 B+

なぜか、著者名の記載がありません。小野 千世、藤田 圭雄かと思います。
遠い遠い国の高い高い山の上に、いっぴきで暮らすねこ。
いつも眠るばかりでしたが、ある日、ねこは落ち着きませんでした。
どこかへ駆け出していきたくなり、自分で自分が心配。どうにかなるのではないかとハラハラします。
夕焼けを見て、こんな美しいものがあるのかとうっとり。
夕焼けのにおいを鼻の頭に残って。
やがて、お人形との出会いがあり、
「ぼくはひょっとするとひとりじゃないぞ ひょっとすると・・・・・・」
そう思うとうれしくてうれしくて、駆け回りたくなります。
ねこは人形に夕焼けの話をしてやります。森の向こうの暗い空に消えていた花火の話もしてやります。
お人形が姿を変えたと思われる女の子とともに風邪に飛ばされて、空を飛んで・・・。

気持ちのいい夕焼けのにおいに包まれていると、ひとりぽっちでもさびしくない。
まるで夢でも見ていたかのような、不思議な読後感をもたらす、不思議な絵本です。
波紋のような余韻を残して、まるで一篇の詩を読んだかのような・・・。
読んだ人それぞれ何を感じるのか、感想を聞いてみたいです。

海ねこのお客様が、このすばらしい絵本をカバーつきでお持ちだそうで、
カバーにあった解説文を書き写していただきました。
読んで納得のことが多く、ますますこの絵本に魅了される思いです。
今後、この本の検索をされてここにたどりつく方もいらっしゃるでしょうし、
ご覧になる方のご参考になればと紹介させていただきます。Fさん、ありがとうございます。

藤田圭雄(児童文学者)
小野千世さんの、20枚ほどの猫の絵を武市君に見せてもらったのは、もう1年ほど前のことである。
わたしはその美しさに打たれた。1枚1枚の絵に物語があり、詩がある。
ある日、わたしはその20枚ほどの絵のなかから、10数枚を選んで机の上に並べてみた。
123と順序をつけているうちに、わたしの心のなかには、急にあふれるように一つの物語がまとまってきた。
わたしはペンをとると、そのまま一気にこの物語を書き上げた。
小野さんがどんなイメージでこの1枚1枚をかいていたのか、
そんなことはもうわたしの頭のなかにはなかった。
この猫の、この物語は私の物語だった。
小野さんのこの絵がなかったら、わたしのこの物語はもちろん生まれなかったろうし、
わたしのこの物語がなかったら、小野さんのこの絵も1冊の本にはまとまらなかっただろう。
絵本作りというアンサンブルのたのしさとありがたさを、わたしはしみじみと感じた。

小野千世(画家)
あの晩私は遺体の耳と耳の間に腰かけて、飛行コースなど思案中に違いない小さな霊に向かって、必死に叫んだのです。
「ポッコチ、ネエタンオマエノコトカク。ダカラポッコチ、ネエタンムネノナカハイレ!」
翌日私は子猫(ポッコチ)の写真を一枚ふところに、中学当時のオンボロ絵具箱をかかえて旅に出ました。
それからまる1年かかって描いたのがやっと15枚。
しかもおおかた猫は1匹ぽちんといるだけ。
私は絵がひどく下手なので、他の物は添えてやりたくても描けなかったのです。
その上彼(ポッコチ)と私にさえ通じればいいのですから、
全くの気分まかせで1枚1枚がデンデンムシムシ・・・・・・じゃないテンデンバラバラ。
ところが武市さんがこれを絵本にしようなんて、だいそれたことを思いついてしまわれたのですからたいへんです。
鎌倉の山奥に借りた一室に「いい絵本にまとまりました」と
お電話があったとき、私は頭にのっけてた十姉妹の赤ん坊も、
ひっぱたいていたギターも片づけて、思わず東京の方へおじぎをしました。
すみませんでした。すっかりご苦労おかけしました。
ポッコチオマエモアヤマレロ。


大型本のため、画像ははじが少し切れています。

ハードカバー サイズ 天地 24センチ×左右 26.5センチ

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coverオールカラー 母と子の世界の名作5 シートン動物記
文・安藤政子 絵・安藤真樹
 集英社 69年 75年の6刷
1600円 Bー

監修 浜田廣介 海後宗臣 曽野綾子
うらまちにゃんこ わんぱくアッチャ チェックのぼうけん 3話入っています。
「うらまちにゃんこ」は大変読ませます。
生き抜いていく苦心、飼いねこをときどき羨ましいと思いつつも、
やはり自由が恋しくなる心情など、大人でも感情移入して息をつかせぬ感じ。
絵柄も丁寧に描かれていて、1枚1枚、味わい深いです。
最初は怖がっていたのに、あたりの様子を探って探っていく絵柄、
向かいあってうなりあっている絵柄、
肉屋が来ると、そのあとを4百匹にもなるねこがついていく絵柄・・・。大判なので隅々まで楽しめます。
シートンの原作がすばらしいのでしょうけれども、この時期、
日本の児童書は本当に作り手が優秀。文章も絵も編集も。

古い絵本です。カバーの角がヤブレていたり、カバーイタミはありますが、
経年を考えると本体の状態は悪くありません。

ハードカバー 64ページ+解説ページ サイズ 天地 27.5センチ×左右 20.5センチ

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cover品切れ 猫文学大全 柳瀬尚紀・編訳 大和書房 80年・初版
2500円 B 見返し・値札あと 当時の定価2000円

子猫ーオグデン・ナッシュ ネコ君の職探しーテッド・ヒューズ
猫の教訓ーオールダス・ハックスレー ウェブスターの物語ーP・G・ウッドハウス
矮小なる獅子、或は猫ーウィリアム・サーモン 白猫ーW・W・ジェイコブズ
動物園にてーマーク・トウェイン 嫉妬ぶかい猫ージャイルズ・ゴードン
ひとり歩く猫ーラドヤード・キプリング そこで何してきたの?−ハーヴィー・ジェイコブス
トバモリーーサキ まずいと思ったら毛づくろいーポール・ギャリコ
猫の占星術ーアン・カーラー 猫とバイオリンーロイ・フラー
自由への道ージャン=ポール・サルトル アミの猫ー稲川方人
訳者あとがき

“THE BOOK OF CATS”(Edited by George Macbeth and Martin Booth 1976)から
筆者が独自の視点からポーの「黒猫」、アンブローズ・ピアス「悪魔の辞典」
猫の定義などを除いて、翻訳し、編みなおした1冊。
目次は、各国のねこ切手写真。クラシカルなイラストが満載され、ひじょうにすばらしい。
河出文庫からも出ているようですが、イラストをお楽しみになるには、やはり単行本でどうぞ。
ねこ好き必携のアンソロジー。

ハードカバー 208ページ サイズ 天地 21.7センチ×左右 15.7センチ



cover品切れ 絵本 マリーと森のねこ ダニエル・ブール絵 ジャック・シェセックス・文 山口智子・訳 メルヘン社 80年・初版
3000円 C+ カバーヨゴレ・イタミ(角1センチほど裂け目ほか)
本文の最終ページ絵具ヨゴレ 本文の1ページ部分的に活字薄れ

マリーはちょいちょい、学校をサボって森へ出かけたくなります。
森の中にさえ来れば、マリーは楽しくなるのです!
イチゴやコケモモをつんで、風のわたる音をききながら食べるのも大好き。
学校が終わるころ、こっそり森から帰ってきます。
あるとき、マリーは森のネコと出会います。
森のネコとの心の通い合い。ふたりしか知らない蜜月のとき。
ところが、大好きな森は、マリーにとって心のよりどころだったのに、
森のねこを生け捕りにしようと、ダメなら射殺しようとします。
大事な世界を大人に奪おうとする大人たちに対して、マリーは・・・。

古い絵本の初版です。
あちらこちらにかなりイタミはありますし、画家さんが愛読されていた本だったため、
最終ページに絵具が少しついています。
しかしながら、そのようなことは超えて、海ねことしてはオススメです。
自分だけの世界を持っていたい人なら、マリーや森のねこに共感するのでは?
エンディングもユニークで、静かに笑いたくなるような。

ハードカバー サイズ 天地 32センチ×左右 22.5ミリ

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cover品切れ 絵本 A Little Night Music(ささやかなるナイト・ミュージック)
Charles Micucci
 NY Morrow Junior Books 89年
2000円 B− カバー 小口シミ

みんなにナイショだけれど、主人公のねこにはヒミツがあります。
というのは、夜、人々が寝静まったころ、だーれもいないことをよく確認して、
バイオリンを取り出して音楽を奏でちゃうのです。
バイオリンを奏でながら、足取り軽くなり、踊ったり、シャンデリアにぶらさがったり。
踊りが好きな犬と一緒に歌って踊って・・・
遊び心いっぱい。英文は中学生レベルで読める感じ。とっても楽しい小型絵本です。

ニューヨークで音楽好きのねこ、そして、つまさきでタップを踏む犬と暮らす作者(当時)。
彼が初めてつくった絵本。
そう、愛猫・愛犬をモデルにイマジネーションをふくらました絵本なんですね。
ユカイユカイ。

ハードカバー 天地14センチ×左右 19.2センチ



cover再入荷 絵本 ねこふんじゃった ピアノで遊ぶ絵本 永田栄一・編 西巻茅子・絵
リブロポート 87年・初版
2200円 B カバー上部ソリ

これはびっくり。ねこの曲ばかり集めてあり、楽譜+ねこのイラスト満載の楽しい絵本です。
ピアノがお好きな人はもちろん、ピアノが弾けない方でも楽しめそう。

1 ねこふんじゃった 2 ねこねこダンス 3 かくれんぼねこ―1本指の黒鍵弾きで
4 ねこの目ラプソディー―おはし弾きで 5 ねこの手かりて―こぶし弾きで
6 ねこのパーティー―いろいろな組み合わせ 7 よっぱらいねこのポルカ―リズムを変えて
8 子ねこふんじゃった 9 ねこのワルツ 10 子ねこのさんぽ
11 ねこが消えていく ほかの長調で弾く「ねこふんじゃった」短調で弾く「ねこふんじゃった」

ちなみに、「ねこふんじゃった」は世界中で広く親しまれているピアノ曲だそう。
作曲者はわかっていないとのことです。ドイツ、ベルギー、オーストリアでは「のみのワルツ」、
ブルガリアでは「ねこのマーチ」、ソ連では「犬のワルツ」、フランスでは「カツレツ」と呼ばれているとか。
こんな話がカバーに書かれています。絶版

ハードカバー 39ページ サイズ 天地 30.1センチ×左右 21.7センチ



cover品切れ 東京ねこまち散歩 東西南(にゃん)北・路地猫マップ 画・文 一志敦子 日本出版社 2005年
950円 B カバー・帯 カバー上部少ヨレ・少ヨゴレ 定価1470円

雑誌「ネコまる」(日本出版社)の連載に、取材時の写真やこぼれ話を加えて再構成。
神楽坂、戸越銀座、下北沢、南青山、麻布十番、
銀座、人形町、浅草、谷中、神保町・・・
猫に会いに町を歩けば、住む人々の心情も伝わってくる。
懐かしい風景、昔ながらの味、東京の都心から下町まで。猫と楽しむ街ガイド。
どこの町にも猫好きがいるようで、 路地猫のため工夫してつくられた住まいがそれぞれ味わい深いです。
やはり、ねこが暮らしやすい街は人も住みやすいのでしょうね。

ページをめくるたび街歩きをしている気分になり、ねことともになごめるかのような。
カラーイラスト満載で切り口もおもしろい。ニマニマにこにこしてきてしまいますよ。
海ねこオススメの1冊です。

ソフトカバー 127ページ サイズ 天地 20.8センチ×左右 14.8センチ



cover品切れ 猫一の 住まい見て歩き 脇田幸三・作 朝日富子・絵 風琳社 97年・初版
1100円 B+ カバー・帯

住み心地のよい家、みーつけた!
自然児ネコが探訪する都市住宅の世界
住まいを考える人々のすべてに贈る、新しい建築絵本(帯より)

岐阜の自然豊かな美濃地方から、家の立て替えのため東京にやってきた一家。
初めて体験する団地に、ねこはビックリ。
土はなく、外に出るのもままならず、熱がこもって熱いし・・・。
人工的な空間であっても、開放性が問われる。ねこが暮らしやすい家は人も暮らしやすい。
ねこの目を通して、住まいを考えるというユニークな1冊。
カバーや見返し、扉など紙の選び方が独特。お金をかけて丁寧に作られた1冊。
大型本ですし、個性的なねこのイラストをお楽しみいただけます。

ハードカバー 31ページ サイズ 天地 30.3センチ×左右 21.8センチ



cover絵本 ねこのぱとろーる 筒井啓介 渡辺三郎・絵
理論社 81年 86年の7刷
950円 B+ カバー上部ヨレ 当時780円

ぶうたれネコが、ねんネコけいさつの おまわりさんに なりました。
はりきってパトロール先に出かけていって・・・。

「きみの うちの ネコに きいてごらんなさい。
二、三げんむこうの うちに いくと、
きみの うちの ネコは、もう ちがった名まえで よばれているのです。
そのくせ、へんじは いつものように、
ニャーン
なんてね。」

筒井啓介とのコンビで「ねこのおしごと」「ねこのわすれもの」など出版している
渡辺三郎のとぼけたイラストがたっぷり。なごませてくれます。

版元品切れ
ハードカバー 77ページ。サイズ 天地 23.2センチ×左右 18.6センチ



cover品切れ 絵本 パフスのふしぎな生活 名倉靖博
角川書店 91年・初版
1700円 B+ 当時2000円

「キャベツのひとつから、なんと、一匹のうすみどり色をした仔猫が、
ほっこりと生まれ出たのでした。
・・・その日以来、パフスと名づけられた仔猫は博士のやることなすことに興味をもち、
どこへでも博士の後をよちよちとついていきました。
博士にしても猫の手をかりたいなんてどこへやら、そんなパフスのために
本を読んで聞かせたり、話しかけたり、にんげん同士と変わらぬつき合いをしたのです」

ホシミル博士の裏庭で満月の夜、キャベツから生まれたうすみどり色の猫、パフス。
にんげんのことばを話し、読み書きだってできるパフスのふしぎな生活、
それはどこにでも、誰にでもある小さな心の物語。

いずれの見開きにもやわらかい色合いのイラストが1−2点たっぷりと。
文字が多めですが、絵も多めの本です。短篇3本が収められています。

版元品切れ
ハードカバー 77ページ サイズ 天地 21.7センチ×左右17センチ



cover
品切れ 絵本・猫の国からの挨拶 上野瞭・編
すばる書房 78年・初版
2600円 B 小口・奥付ほかシミ カバー上部ヨレ 当時1600円

■猫たちの横丁
●エッセイ 笑い猫飼い 今江祥智 イラストレーション・長新太
 仔猫の持ち込み 小沢正
 猫からの呼びかけ 荻昌弘 イラストレーション・山野辺進
 北海道からの猫だより 熊井明子 イラストレーション・小林与志
 天国のモヤ 四谷シモン
●ショート・ショート 猫の集会 しかたしん
●詩 ひとはねこを理解できない 長田弘
●イラストレーション 朝倉摂 鈴木義治 井上洋介
 ぷいぷいにゃがにゃが 八鍬真佐子
 「ノンチンコ英和辞典」抄 舟崎克彦・舟崎靖子
■猫たちの館
 ねことねずみ(イソップ)赤塚不二夫/長靴をはいた猫(ペロー)安野光雅
 笑い猫(キャロル)佐々木マキ  黒猫(ポー)宇野亜喜良
 どんぐりと山猫(宮沢賢治)上野紀子 猫(萩原朔太郎)山藤章二
 愛撫(梶井基次郎)篠原勝之 注文の多い料理店(宮沢賢治)司修
 わらべうたの猫 矢川澄子・訳 イラストレーション・佐野洋子
■猫たちの書斎
 猫が長靴をはくとき 矢川澄子
 洋書棚の猫たち 熊井明子
 サールの猫はどこへ行ったんだろう 植草甚一
 B・クリーバンの猫の宇宙 小野耕世
 ノンセンス猫四態 高橋康也
 萩原朔太郎と猫 中嶋夏
 イラストストーリー ねこまんまの夜 長谷川集平
 わが家の神さま 今西祐行 イラストレーション・福田庄助
 ただ今、同居中ーなぜ猫なのかー 上野瞭 イラストレーション・福田庄助
 猫の本棚(編集部)

顔ぶれのゴージャスさ。イラスト満載。ねこ本のある意味、頂点を極めていると思われる1冊です。

155ページ サイズ 天地 20.7センチ×左右 18.4センチ



cover再入荷分、品切れ びりっかすの子ねこ マインダート・ディヤング 中村妙子・訳 ジム・マクマラン・絵
偕成社 世界の幼年どうわ・1 66年 80年の41刷
950円 B カバー少シワ・スレ 本文角オレ・シミ 当時の定価680円

7匹めに生まれた末っ子の子ねこ。にいさんたちがお乳を飲んでどんどん大きくなるのに、
びりっかすの子ねこはお乳を飲みそこねて。家族から押し出されて、いっとうはじにいるので、
いつも体は半分あたたか、半分は寒くてぶるぶる。おなかはいつもぺこぺこ。
そんな子ねこがひょんなことから年寄り犬のぬくもりに温まり、ミルクの味がする犬のあごを舐めて…。
たった一晩にさまざまな動物や人に出会い、朝、もとの家に帰るまでの物語です。

ジム・マクマランによる挿絵がかわいい。訳もとても良く、こげ茶色の活字がシックです。
ディヤングは1906年、オランダ生まれ。8歳のとき渡米し、30歳のころ作家の道へ。
しかし、作家として生活するのはきびしく、墓堀り、門番、大学の先生などさまざまな仕事をしたそうです。
農場の生活を背景にした動物の物語、ことにオランダの田舎の子供と動物が活躍する話がよく描かれ、
1冊1冊、愛情をこめて温かく書かれています。1954年、ニューベリー賞、62年、アメリカ人として初のアンデルセン大賞。
本作で、63年、ドイツ児童図書賞。

異なる装丁で再版されていますが、この装丁が海ねこは好きです。
ハードカバー 120ページ サイズ 天地 21.5センチ×左右 18センチ



cover洋書絵本 チェコ語版 猫と悪魔 ジェイムズ・ジョイス 絵・Zdenek Kudelka(ズデネック・クデルカ)
アルバトロス 74年
4000円 B 表紙と背の境目少イタミ

むかしむかし、フランス・ロアール川の岸辺にある小さな町ボージャンシーの人たちは
川を渡るとき、船に乗らなければなりませんでした。
なぜかというと橋がなかったから。
悪魔は新聞を読んで、ボージャンシーの人たちが橋がなくて困っていることを知りました。
そして、おしゃれをして、ボージャンシーの市長さんに会いにいきます。
市長さんはおしゃれ好き。夜寝るときでさえ、赤いマントを着て、首には大きな金の鎖を巻いていました。
悪魔は、ボージャンシーの人たちが渡りたいとき川を渡れるように橋をかけてあげましょう、
世界で一番良い橋をたった一晩でかけてあげますよ、と市長に申し出ます。
お金なんかいりません、ただ、一番はじめに橋を渡る者が私の家来になることが条件、と悪魔は言います。
市長は承諾します。
はたして翌日、本当に立派な橋がかかっているではありませんか。
市長は、大きな赤いマントを着て金の鎖を首に巻いて現れました。
片方の手に水がいっぱい入ったバケツを持ち、もう一方の腕には猫を一匹抱いていました。
皆が息を飲んで見守る中、市長は橋のたもとまで来ると猫を置いて、水をザバーンとかけました。
猫は橋の途中で待っていた悪魔の腕に飛び込んで・・・。

ヨーロッパ文壇の巨匠 ジェイムズ・ジョイスが1936年、54歳のとき、1か月の北欧旅行に出かけました。
旅の道中、当時4歳だった愛孫スティーヴンあてに送った猫と悪魔の物語。
日本語版では「猫と悪魔」(ジェイムズ・ジョイス 丸谷才一・訳 ジェラルド・ローズ・画 小学館)があり、大傑作だと思いますが版元品切れ。
本書はThe Viking Pressから1957年に出版されたものを、Jarmila Rsivovaがチェコ語訳したものです。
ダイナミックでユーモラスな絵柄。市長はじめ町の人たちの描写、そして、おしゃれで個性的な悪魔、ねこの描写がユニーク。
ぜひ「中ページを見る」をごらんください。
チェコ絵本ならではの、ダイナミズムと色づかいの妙をお楽しみいただけると思います。
悪魔が一晩で作ったという橋や街並は、あたかもプラハの街並を思わせる絵柄です。インクの香りに、ああ、チェコの絵本の香りだなあと思います。

ハードカバー サイズ 天地 32.8センチ×左右 24.5ミリ

中ページを見る



cover品切れ 絵本 ミケ・ラン・ジェロ 三匹の猫の大冒険 松永春・文 渡辺あきお・絵
扶桑社 95年・初版
1300円 B+ 表紙の角少イタミ 当時1500円

一緒に生まれた五匹の子猫のなかで、三毛猫のミケだけが雄であった。
飼い主の孫六はとび上がって喜んだ。
貧乏に苦しんでいた孫六の一家はこれでようやく救われる。貧乏ともおさらばだ。
というのも雄の三毛猫はたいそう高く売れるという話である。
というのは雄の三毛猫は天気を良く知らせてくれるということで、
猟師たちは必ず舟にのせて海に出るというのだ。

文明開化の横浜を舞台に繰り広げられる猫と人との大騒ぎ。
幸せを呼ぶオスの三毛猫の物語。
横浜の「劇団・赤い靴」の名作ミュージカルが絵本になりました。
読みでたっぷり。渡辺あきおさんの描くねこ、にゃんとも表情豊かです
(ベタなダジャレですみません)。

版元品切れ
ハードカバー 80ページ サイズ 天地 26.2センチ×左右 18.7センチ



cover品切れ 絵本 かってうれしいねこいちもんめ 吉田定一・詩 二俣英五郎・絵
らくだ出版 84年・初版
1500円 B 当時1500円

ゆうぐれが よるに さよなら すると
ろじという ろじから のこりすくない ゆうひが
ちょうに なって
ふかい ゆうぐれの たにまに きえていく
そんな けしきを ゆめみる ひぐれどき
きまってねこは こっそり
ひとりあるきに でかける
けれど ねこは どこへ いくわけでもない
ゆうぐれどきにえがく ぼくらの
うつくしい くうそうのなかを
ひとり あるいて かえってくる
くつやのかどを まがって

詩がとてもいい。
そして、版画がたっぷり。これがとてもいい。
「しんだら ねこでも ゴミ なんですかね」などの切ない詩もあります。
大人が持っていたくなる貴重なねこ本だと思います。

版元品切れ
ハードカバー 56ページ サイズ 天地 26.2センチ×左右 21.6センチ



cover絵本 ねこねこ 10ぴきのねこ マーティン・レーマン作 ほしかわなつよ・訳
童話館出版 2003年・初版
750円 B+ 定価1260円

オリジナルは81年。
1ぴきめのねこは、わたしです。カーペットのうえで おすまし。
2ひきめのねこは、ぼくなんだ。ちょっとふとっちょなんだ。
3びきめのねこは、あたし。うみのそばに すんでるの。

・・・なんとも落ち着きのあるなごみねこが、絵本を開くたび迎えてくれます。
10ぴきのねこのうち、きっと好きなねこが見つかるはず。
見返しに黒ねこがいっぱい。文字まわりの飾りケイのようなイラストといい、
絵柄すべて、デザインすべてがチャーミングな絵本です。
子どもっぽくないチャーミングさって、結構貴重。うれしい。

大型本なので、画像は天地が少し切れています。
ハードカバー 25ページ サイズ 天地 24.6センチ×左右 27.1センチ



cover仕掛け絵本 こどものともだち ラリー・シャピロ文 キャロル・アンドリュース絵とデザイン わだよしおみ・訳
大日本絵画 フラワーえほん 81年・2刷
1300円 B 当時の定価780円

リボンをつまんで矢印の向きに回すと、絵がくるっと変わります。
また静かに引き戻すと、もとの絵に戻ります。

厳密にいうと、ねこだけの絵本ではありません。
見開きごとに、「にわとり」「うし」「ひつじ」「みつばち」「いぬ」そして「ねこ」という展開。

あまったれのこねこ、かわいいね。
まりに じゃれて あそんだり、
おひざのうえで いねむりしたり。
(リボンを ひいて まわします)
おおきい ねこは つんと すまして
きふじんみたい。
おけしょうが すき。
(リボンを ひいて もどします)
ねこは いつも こどもと あそぶ。
だから ねこは こどもの ともだち。

リボンをひいてまわしてみると・・・。
子どもとまさに対等に遊んでいるねこの絵柄が出てきます。

版元品切れ
ハードカバー サイズ 天地 17.3センチ×左右 16.6センチ



cover品切れ 洋書絵本 Harry Kitten and Tucker Mouse(のらねこハリーとねずみのタッカー)
George Selden(ジョージ・シェルダン)Pictures by Garth Williams(ガース・ウィリアムズ)

A Sunburst Book 1986年 2001年のSunburst Edition
550円 B+

ねことねずみ仲良しのお話。
ジョージ・シェルダンが61年にニューベリー賞オナーブックを射止めた
“The Cricket in Times Square”(タイムズスクエアのコオロギ)。
その主人公たちーーねずみのタッカーとのら猫ハリーの初めての出会いが、
ニューヨークの下町を舞台にユーモアたっぷり描かれています。
まだ2匹が幼かったころ、
「だれも僕なんか必要としてないよ。どうせ僕は嫌われ者だもの」と涙ぐむ ねずみのタッカー、
抱きしめて優しく涙をぬぐってあげる ねこのハリー。
2匹が出会って、あちこちを点々としたのち地下鉄のタイムズスクエア駅に落ち着くまでの様子。
小さな2匹の視線で描かれたイラストがモノクロながら、とってもあたたかみがあります。

作者は、児童書をはじめ15冊以上の著作を残しました。
そのうちの何作かが脚色され、演劇や映画になっています。
89年に亡くなるまでの大半をニューヨークで暮らしました。
「しろいうさぎとくろいうさぎ」「おやすみなさいフランシス」ほかの
ガース・ウィリアムズのイラスト多数。

ペーパーバック 79ページ サイズ 天地 22.9センチ×左右 15.2センチ



cover品切れ 洋書絵本 THE COLOR KITTENS(いろいろこねこ)
Margaret Wise Brown(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
illustrated by Alice and Martin Provensen(アリス&マーティン・プロヴェセン)

NY A Golden Book 2000年
2700円

こねこのブラッシュとハッシュは、色の世界のペンキやさん。
ふたりは、自分たちの目の色と同じ、みどりのペンキを作ろうとして……。

マーガレット・ワイズ・ブラウン(1910年〜1952年)とアリス&マーティン・プロヴェンセン(1916年〜87年)による名作。
1949年の刊行以来、世界中で読みつがれてきた、こねこの傑作絵本です。
リトルゴールデンブックの小型版でおなじみですが、
これは大判。ゴールデンブックスの50周年記念エディションとして出版されたものです。
見返しの左側は空色、右側はぶどう色。
どこをとっても色あいがとってもきれい。
大人がページをめくってもワクワク。
こねこたちのように素敵な夢が見られそうで、眠る前に絵本を開きたくなります。
私は夢の世界が描かれているところが好きですが、人それぞれ好きなシーンがありそう。

ハードカバー 31ページ サイズ 天地 26.3センチ×左右 21センチ



covercover品切れ 洋書絵本 ドイツ語版 Die Katze wascht den Omnibus(ねことバス)
Peter Hacks 文 Gertrud Zucker絵

ベルリン Der Kinderbuchvelg
3300円 B 表紙ほかイタミ

ブルー、オレンジ、グリーン、黒・・・使われている色は4色のみ。
Gertrud Zuckerの絵本は、ほかにも見たことがありますが、
シンプルな線、シンプルな絵柄でいながら、計算し尽くされているのでしょうか。
実に印象的です。一目でこの人の絵本だとわかります。

パパ、ママ、ベイビー、ねこ・・・。言葉の垣根をこえて
多くのものを伝えてくるような・・・。そんな不思議な絵本。
背はクロス装です。

ボードブック 10ページ サイズ 天地 16センチ×左右 22センチ

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