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■ねこ本・雑誌 新着分■

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●クレア・ターレー・ニューベリーのねこ絵本 小特集





cover品切れ 洋書絵本 英語版 THE CAT CAME BACK Fred Penner(フレッド・ペナー) illustrated by Renee Reichert Roaring Brook Press 2005年 
1200円 A−

ある日突然現れたねこをなんとかして、どこかへ追いやろうとするおじいさん。
あの手この手で頑張るのですが、ねこのほうが上手!? ことごとく失敗してしまいます・・・。
ついには、ロケットにねこを乗せて宇宙へ送り出すおじいさん!
ところが、翌日にはねこはしっかり舞い戻ってきます、しかも、お土産と一緒に!?
ねこの抜け目ない表情には、頬がゆるんでしまいます。

”THE CAT CAME BACK”は、伝統あるフォークソング。
フレッド・ペナーは、男性ボーカリストでもあり、ミリオンセラーのソロ・アルバム多数。
子ども向け番組専用のケーブルチャンネル”ニッケルオデオン”で放送されている
”Fred Penner Place”は、長寿番組として有名です。
そのフレッド・ペナーが”THE CAT CAME BACK”を独自のユニークな解釈で展開、
気鋭の女性イラストレーターが19歳の愛猫をモデルに使って、奇想天外な絵本に仕立てました。
Reicherにとっては、記念すべき初の絵本です。

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 28.8センチ×左右 22.3センチ



cover品切れ 洋書絵本 英語版 Cat,What Is That?(ねこって何?)Tony Johnston(トニー・ジョンストン) Paintng s by Wendell Minor(ウェンデル・マイナー) Harpercollins Childrens Books 2001年 
2800円 B+

トニー・ジョンストンの叙情的なポエムに、
各賞を受賞しているウェンデル・マイナーのみごとなイラスト。
右ページにイラストがあり、左ページにポエム、そして、ポエムを見上げるねこがちょこんと描かれていたり。
あるいは、見開きいっぱいにイラストが広がる部分も何箇所かあり、
「かわいいー」と声が出そう。毛がフワフワしていそうで思わず触れたくなります。
"all ages"向け。ねこが好きな大人も子どもも何度も見返したくなるような絵本です。

大型本のため、画像は左右端が少し切れています。
ハードカバー 32ページ 天地 26.2センチ×左右 26.2センチ

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covercovercover
品切れ 絵本 「まっかないちごがまってるよ」「こねこと7にんのこびとたち」「まいごのこねことふしぎないえ」3冊セット 森津和嘉子 作・絵 金の星社 87年・89年の4刷/88年・96年の14刷/97年・99年の5刷 
2500円 B カバーややヨレ・少ヨゴレ

仲よしのこねこといっしょに秋の森へ出かける女の子(「まっかないちごがまってるよ」)。
入道雲の青空が広がる夏、子どもたちもこねこも大自然の中ではしゃぐ「こねこと7にんのこびとたち」。
16種の野の花とともに、こねこのはしゃいだ目、心細そうな瞳などが描かれています。
そして「まいごのこねことふしぎないえ」には22種の植物が登場。
いずれも、四季折々の自然が詩情豊かに描かれています。
せせらぎの輝き、虫の羽音、木々の香り、草の感触などなど、
絵本に溶け込んで、こねこや子どもたちと体験を共有するかのような絵本。

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cover絵本 パンプキンのゆめのたび 絵・ショーン・ライス 文・ポール・ライス 訳・斉藤たける 福武書店 84年・初版 
1000円 B カバーなし 表紙・裏表紙に光をあてるとわかるようなキズ 扉・奥付・本文ややシミ 当時1200円

ねこのパンプキンは夢を見るのが大好き。
お気に入りのイスの上で今日もスヤスヤ。
でも、いつもいつも同じところで眠るのでは飽きてしまいます。
どこでどんなふうに眠ったら気持ちいいか、あるいは、具合が悪いか、
パンプキンの夢想・妄想は次々とふくらんで・・・。
風船みたいにふくらんで空に浮かんで眠ったり、
クジラの口の中で眠ったり、大きなねこの雪だるまを作って中で眠ったり、
南極で眠ったり、とびきり大きくなって地球を丸ごと寝床にしてしまったり・・・。
眠っているねこを見て思いついたのではないかと思うような、生かした傑作絵本。
「ドードーを知っている」コンビの作品ですが、発想と絵が秀逸。

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 27.2センチ×左右 21.5センチ

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cover絵本 おどるねこネリー ナタリー・バビット 訳・たなかまや 評論社 児童図書館・絵本の部屋 95年・初版 
850円 B+ カバー

おばあさんは手先が器用です。あやつり人形の「ネリー」を作って、
毎日午後になると、糸をあやつって踊らせてくれるのでした。
家の中には本物のねこも一匹いました。
おばあさんは「トムにいさん」と呼んでいました。
トムにいさんはおばあさんの家にいたいときはいるし、
夜になると出かけました。いつもねこたちの行く場所があったのです。
トムにいさんは、けっして、おばあさんのものではなく、自分だけのねこでした。
毎日午後になるとネリーが踊るのを眺めるトムにいさん、
「自分ひとりで踊ったら、もっと楽しいのに」とネリーに言います。
あるとき、おばあさんが亡くなってしまって、
「わたし、どうしたらいいの? わたしのおばあさんがいなくなってしまって・・・」とネリーは嘆きます。
そんなネリーに対してトムにいさんは・・・。

自由って何? 深いテーマを含んだ絵本かも。月の夜の晩、ねこらが踊る見開きが圧巻!

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 22.2センチ×左右 19.2センチ



cover洋書絵本 英語版 K is for Kitten(KはKittenのK)
Niki Clark Leopold  illustrated by Susan Jeffers
 NY G.P.Putnam's Sons 2002年 
1400円 B+ カバー 当時$15.99

ABCブックのように、アルファベットの順番に文章が始まるスタイル。
痩せてちっちゃかった路地裏ねこ。
女の子は子ねこを抱いて自宅に連れ帰り、「ロージー」と名付けてかわいがります。
すでにその家には大きな犬がいました。
大きな犬、リス、カエル、スプリンクラーから出る水、カブトムシにアリ、
ネズミに鳥、よそからやってきた大きなねこ・・・、
いろんな生き物と出会ったり、さまざまな体験をしたり。
目にするもの、体験すること・・・すべてが新しい!
毎日がドラマチック。そんな子ねこの喜怒哀楽がいきいき描かれています。
子ねこも子いぬも人も、生まれてすぐってこんな感じなのかな。
生きる歓びを忘れてませんか? 絵本に教えられることは多いですね。

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 25.5センチ×左右 23センチ

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covercover品切れ 洋書絵本 英語版 I Like Cats(ねこが好き)Patricia Hubbell Illustrated by Pamela Pararone A Cheshire Studio Book・North-South Books NY・London  2003年 
1700円 B+ カバー 当時$15.95

私はねこが好き。痩せたねこも、太ったねこも。
帽子に入ったねこも。白いねこも、黒いねこも。
ストライプのねこも、ソックスをはいたねこも。
バスケットの中のねこも、箱の中のも、花瓶の中のも。本当にねこって隠れるのが好き・・・。

街をパレードするねこ、ねこの行列などなど、遊び心いっぱい。
エネルギッシュでコミカルなイラストが最高。そして、なにげなくねこを描いた絵もひとつひとつ
ねこ好きなら、ああ、こういうのやるやる、こういうのあるある、と頷けることばかり。
見返しも扉も、ねこ・ねこ・ねこ。1冊にねこが何匹描かれているのか、だれか数えてみてほしいです。

作者パトリシア・ハッベルは、コネティカット州イーストン在住。
コネティカット大学を卒業後、週刊誌の仕事をしました。子どもたちのために詩の本をたくさん書いています。
夫、そして、ナゲットという名前の18歳のねこと暮らしていて、いつでもどこでも生活をともにしているそう。
絵を手掛けているパメラ・パパロンは、夫、
スイートピー、チャチャという名前の2匹のねことともにフィラデルフィアに住んでいます。
本当にねこが好きな人でなければ、こういう絵本は作れません、と納得の海ねこです。

ハードカバー 32ページ サイズ 天地 29.3センチ×左右 22.3センチ

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cover品切れ 洋書絵本 英語版 Meow: Cat Stories from Around the World(世界各国のねこのおはなし)
Jane Yolen illustrated by Hala Wittwer
  Harpercollins Childrens Books 2005年 
1700円 B+ カバー 当時$15.99

「ねずみとねこ」(インド)「ねことねずみ」「ねことめんどり」(イソップ)
ほかにもチベットのお話、ビルマのお話など、ねこにまつわるお話が10編ほど。
さらに、各国のねこにまつわる言い伝えのページなどとバラエティーに富んでいます。
内容によって、イラストも描き分けられ、コミカルでかわいらしい絵あり、幻想的なタッチあり。
"all ages"向けとなっています。絵を味わいながら、ゆっくり英語のお話を読んでみたい人にオススメです。
英文をスラスラ読むには、やはり書き手の力によるところが大きいですから。
その点、作者ジョーン・ヨーレンは、表紙にも書かれているとおり、ニューヨークタイムズの売れっ子作家。
ファンタジーを手掛けたら天下一品。大人向けの本から児童向けの本まで200冊以上を著しています。
”Owl Moon”でコールデコット賞を受賞したほか、各賞の受賞者です。
西マサチューセッツとセントアンドリュース(スコットランド)で夫とともに暮らしています。
大型本なので、画像は端が少し切れています。

ハードカバー 40ページ サイズ 天地 28.8センチ×左右 22.3センチ

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cover絵本 ネコ踏んじゃった! 文・阿部まりあ 絵・ユゼフ・ウィルコン グリーンピース出版会 90年 
1200円 B カバー背部分、上部イタミ 本文僅かにはがれあと めくりジワ 奥付にラベルあと 当時2500円

フランス革命200年の1989年7月14日、
サン・ジェルマン・デュ・プレにあるカファ「ドゥ・マゴゥ」で
出会ったミッシェルという名のねこ。
とても美しいねこでしたが、なぜか顔はペッチャンコでした。
「私・・・・・・7月14日って大嫌い」「私にとって、パリ祭(7月14日)は、最悪な日」
ミッシェルが語り始めます。

あのグリーンピースがこのような絵本も作っているのですね。
静やかな余韻を残すような、大人向けの絵本。
1930年、ポーランド生まれのユゼフ・ウィルコンのイラストを存分に楽しめる大型本。
表3には「ワルシャワ郊外で、たくさんの動物とともに暮らし、
東ヨーロッパで最も人気の高い画家の一人と評されている」と書かれています。

大型本なので、画像は左右が切れています。
ハードカバー サイズ 天地 27.7センチ×左右 24.3センチ



cover品切れ 絵本 あたらしいぼうけん ピョートル・ウィルコン 絵・ヨゼフ・ウィルコン 訳・高橋啓介 セーラー出版 91年 94年の2刷 
800円 B カバー・本体の角少し凹み 本文僅かにヨゴレ

3匹のこねこが初めて家の外に出ます。
初めて見るクモ、おひさま、トンボ、ネズミ、めんどり、ウサギ・・・。
「ぼうけんだあー!」と大興奮で野原へ繰り出しましたが、さて?
ヨゼフ・ウィルコン描くフッサフサの毛、イキイキした表情。
そして、最後の文章がいいですよね〜。この絵本の豊かさを伝えてきます。

ピョートル・ウィルコンは、ウィルコンの息子で1957年生まれ。
ほかに、父親と組んだ絵本に「くろねこのかぞく」(セーラー出版)。
ハードカバー 25ページ サイズ 天地 22.2センチ×左右 24センチ



cover品切れ 絵本 キャッツ・ウェデイング 作・絵 リンダ・ジェイン・スミス 訳・なぎともこ ブックローン出版 93年の初版 
800円 B+ カバー背ヤケ

家柄がいいお譲さんねこ・スーキー、のらネコの王様・バーニー、
ひょんなことから恋に落ちてしまった2匹のねこが、結婚にこぎつけるまで。

作者は1962年、バーミンガム生まれ。
彼女の描くねこは、愛猫家たちの蒐集の的になっている、
自分の愛猫と近所の飼い猫たちからインスピレーションを受け、絵を描いている、とのこと(カバー より)。

ハードカバー 40ページ サイズ 天地 22センチ×左右 23センチ



cover絵本 ねこちゃん 作・神沢利子 絵・和歌山静子 ポプラ社 神沢利子 和歌山静子の絵本・1 91年 93年の2刷
1200円 B カバーなし 表紙角少ツブレ

「ねこちゃん ねこちゃん ねぼすけ ねこちゃん
ねむのきのうえで ひるねして
ねぼけて きから おっこちて
にゃーんと わらって ごまかした」
声を出して読みたいような文章に、コラージュによるビジュアル。

大型本のため、画像は天地左右が切れています。
ハードカバー サイズ 天地 26センチ×左右 29センチ



cover品切れ 絵本 猫はしる 工藤直子 絵・和田光正 たざわ書房 80年・初版
4500円 B+ カバー上部に少ヨレ・光をあてるとわかるようなキズ 帯あり 当時1200円

兄弟たちがどんどん元気で活発になっていくなか、黒ねこのランだけはしょげていました。
ランはもともと内気なねこで、動作がのろく何をやってもビリになってしまいます。
「いちどでいいから、お前が銀のナイフのように飛びあがるのをみたいねえ」が、お母さんの口グセ。
涌き水の水たまりで水を飲もうとしたら、魚に叱られてしまいます。
魚は、ランがのろまで、いつもぼんやりしているのを知っていたので、思いきって怒鳴ってみたのです。
素直に謝るランを見て、魚はランを好きになりそう、と思います。
ふたりは親友になり、
「春・・・夏・・・秋・・・出会うたびにランと魚は、紙の裏と表のように心が寄りそいました。
春・・・夏・・・秋・・・出会うたびにランと魚のあいだに、すばらしい思い出が積みかさなりました」
ところが、楽しい日々は冬までは続きませんでした。
ほかのねこたちが魚を見つけて、お母さんが「魚とり競争」を行うことにしたのです。
「お願いがある。・・・食べられるなら・・・ラン。きみに食べられたいたいんだ」と魚がいいます。
「そんな・・・そんな! なんということを!」ランは後ずさりします・・・。

「工藤直子の最近作「猫はしる」は傑作で、昔より、更に深味を増した。
よみながら、なぜか私は宮沢賢治をしきりに思い出していた。
・・・・・・もしかしたら、工藤直子は宮沢賢治に迫りうる人かもしれない。そうあってほしい」
(茨木のりこ 帯より)

初版はとてもファンタジック・抽象的で想像をかき立てるイラストですが、
再版分からはイラストが変更に。エンディングの鮮やかさ、スケールの大きさ!
皆、いつかは土に戻っていくのですね。それまでの間だれとどう生きていくのか。深く心に残ります。
出版当時、つまり28年前に手にとった人たちの間で今なお語り継がれている「猫はしる」初版です。

ハードカバー  サイズ 天地 23.5センチ×左右 25.3センチ



coverツバメとトラネコ ある愛の物語 ジョルジェ・アマード 高見英一・訳 イラスト・カリベ 新潮社  83年・初版
2200円 B カバー裏表紙部分に色うつり 小口天に少シミ 帯あり(切れ、あり) 当時1200円

嫌われものの中年のトラネコと、若くて美しいツバメ嬢がばら色の恋をしました・・・・
これは昔々、動物たちが言葉を話すことができた頃の悲しい愛の物語です。(帯より)

「この本はブラジルの作家、ジョルジェ・アマードという人が書いた幻想的な物語です。
私がはじめて手にした本は英語版でしたが、次々に現われて来る動物たちの、
少し不格好ですが素朴でユーモラスで表情豊かな姿かたちに心を動かされました。
とくに悲恋物語の主人公である少々横着なトラネコの春から夏にかけての希望にあふれた楽しげな姿や
秋から冬にかけて次第にうらぶれてゆく顔つきを見つめているうちに本当にかわいそうに思えてきました。
作者が本文のなかで書いているように、
「要するに、非常に秀れた物語というものは読む者、聞く者を泣かせるのです」(訳者あとがき より)

訳者がそののち苦労して手に入れたポルトガル語版の絵は、美しい色刷り。
ところどころにきれいな色彩の絵文字が散りばめられた豪華本とのこと。
作者は、祖国を追われて家族とともにパリに移り住んだ1948年
「ただ書くことの喜びのために書き、一歳の誕生日を迎えた息子のジョアンへのプレゼントにした」のですが、
贈物は間もなく行方不明になってしまい、76年になってようやくジョアンが偶然発見。
カリベが素晴らしい水彩画を描き添えて、もともと公にする気がなかったアマードも
感動的な絵を前にしてついに出版を承諾したのだとか。
実は、人種問題、階級闘争のこといまで言及した寓話なのではないかと、あとがきに書かれています。
本書にはカラーではありませんが、1色でカリベの絵が散りばめられています。

ハードカバー 134ページ サイズ 天地 19.4センチ×左右 12.7センチ



covercover品切れ 猫 石田孫太郎 誠文堂新光社 昭和55年・初版
3500円 B 函のはじイタミ・シミ 付録(小冊子)つき

明治43年(1910年)、京橋区・求光閣書店より出版された「猫」の復刻。
近代日本の本格的な猫の本として最初のもの。
「当然稀覯本として猫マニア垂涎の書であるばかりでなく一般愛書家にも注目されていた。
内容的にも今日なお充分読みごたえがあって、もちろん現在の知識から見れば誤りも無しとしないが、
著者の愛猫精神と自らの見聞、観察実験を軸とした個性的な論述の魅力はそれを補なって余りあり、
ひとつには石田孫太郎なる一種強固な人物の猫観と、
また一方では明治時代の猫文化を知る上で必読の古典的名著と言えよう」(大木卓 付録より)

「幻の名著ここに復刻成る。
本書は、近代日本における最初の本格的な猫の本として明治年間に出版されたもので、
その広い知識と鋭い観察によって今なお高い評価を受け、すでに何十年来復刻が待たれていたものです。
新しくおさめた「虎猫平太郎」は石田氏の絶筆で、
猫愛好家には初めて紹介される興味しんしんの好エッセイです」(函 より)

猫の品種や性質、猫の日常生活、猫の知情意、猫の実用、猫の美談、
猫に関する伝説、猫辞典、猫の帰らぬ時の心得、猫と俳句の宗匠
猫(英文・大英百科全書所載)、付録・絶筆「虎猫平太郎」

「猫が病気に罹つて食欲不進の状態に陥ゐつた場合には新鮮なる雀の肉を与へるが良い。
・・・(中略)併し雀は捕獲するのに困難であるから、雀に代ゆるに鼠を以てするも宜しい」
なんて書いてあるのはビックリ。
「ねこ」の語源について、貝原益軒、荻生徂徠、新井白石らの諸説が紹介されています。
明治のねこの写真を眺めるもよし。石田孫太郎がねこをどう見ていたか知るもよし。興味深いです。

本体のカバーは、三方向のサイズを大きくしてあり、小口を保護する形にしてあります。

268ページ+32ページ サイズ 天地 19センチ×左右 12.8センチ



cover写真集 英語版 CATS Edited by Hanns Reich Text by Eugen Skasa-Weiss Hill and Wang・NY 1965年
2700円 B 背の出版社名うすれ

スイスで印刷された写真集。
巻頭に英文がありますが、あとはモノクロ写真が1ページに1点ずつ連なります(ごく一部、見開き)。
21人のカメラマンの手になるものです。
子どもと戯れる子ねこのような、かわいい写真もあります。
街中で人と自然に共存している写真も何点か。
スイスの山をバックに木の柵を渡っているねこの写真もありますし、
ローマの(?)ねこおじさんらしき写真は気になります。
ねこのかわいい面だけではなく、生き物としてのねこを有りのままとらえた迫力の写真もあり。
母ねこが子ねこを加えて飛び降りる写真、ネズミをくわえた写真、鳥かごによじのぼるとしている写真などなど。
ねこっていいよねえ、やっぱりねえ。そんな声が写真集から漏れ聞こえてきそうなモノクロ写真集。

ハードカバー 66ページ 背は黒のクロス装 サイズ 天地 23.3センチ×左右 18.4センチ



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