古本 海ねこ トップページへ戻る

安野光雅

cover再入荷分、品切れ 旅の絵本T・U・V 3冊セット 安野光雅
福音館書店 77年・同年の4刷 78年・初 81年・初
3冊で1700円
B T 表紙角少イタミ・見返しタワミとシミ・ヤケ 現在1365円×3冊

おなじみの絵本ですが、何度見てもいいなあと思います。文字は一切ありません。
中部ヨーロッパを中心に描いたTから始まります。Uはイタリア編。Vはイギリスを中心に描いたもの。
馬に乗って、美しい自然や街並みを旅をしていく主人公の気持ちになります。
人々の暮らしぶりが描かれ、人生そのものを眺めていているかのようです。
さすが安野作品です。よくよく見ていくと、絵のあちらこちらにさまざまな物語や名画が…。
おおきなかぶ、赤ずきんちゃん、ラプンツェル、ピノキオ、チャシャねこ、ダヴィンチ作品などなど。
まだまだあちらこちらに仕掛けがこらされているようです。見るたびに発見があり、見るごとに違った楽しみ方ができるシリーズ。

「私は、見聞をひろめるためではなく、迷うために旅に出たのでした。
そして、私は、この絵本のような、一つの世界を見つけました。
それは、公害や、自然破壊など、誤った文明に侵されることなく、
どこまでも緑のつづく、つつましくも美しい世界だったのです」(T あとがきより)
「私はヨーロッパに沈む太陽を見て、それが世界中の、どこで見ても同じ一つの太陽だという、
ごくあたりまえのことを、改めて思いました。私には、ヨーロッパの言葉はわかりませんが、人の心はわかるのです。
この本には、言葉や文字がありません。でも、この本の中の人々が、
何を思い何をしているのか、きっとわかってもらえたものと信じています」(U あとがきより)

少しイタミはありますが、発売当時の味わいをどうぞ。
ハードカバー 天地25.2センチ×左右23.4センチ



cover品切れ *洋書 The Unique World of Mitsumasa Anno
Selected Illusrations1968-1977(安野光雅の画集 国際版)

講談社 80年・初
2600円 B+ 当時の定価1900円

もはや世界のANNOですが、1968年から1977年の安野作品を集めた本の国際版。
日本語版(77年)とは表紙が異なります。この表紙、洗練された雰囲気で好きです。
安野作品を楽しみながら、英語の勉強に。また、外国の方へのプレゼントにも良いかもしれません。
日本語版は3150円。国際版は版元品切れ。

ハードカバー 48ページ。サイズ 天地 27センチ×左右 22センチ



cover品切れ 安野光雅のイラストレーション 旅ときりがみ 安野光雅・絵
岩崎美術社 2000年・初
900円 B+ カバー上部ヘコミ 当時の定価2100円

光と影の世界にうつしだされる 旅と人生への賛辞(オマージュ)
傑作・名作・労作 完全収録(帯より)
旅のスケッチ、そして、切り紙を集めた作品集です。

ハードカバー 95ページ。サイズ 天地 23.5センチ×左右 19センチ



cover品切れ 空想工房 安野 光雅
平凡社  79年・初版2刷
800円 B カバー・小口シミ ヤケ 定価1631円

装丁・装画 安野光雅
座標感覚 コペンハーゲン心迷通り 絵本「ふしぎなえ」のこと 「さかさま」について
「えで考える」こと ヒッチコックに寄せて 「ABCの本」のこと…
発売当時まもなくの古書を読みたい方へ。
ハードカバー 268ページ。サイズ 天地 20.2センチ×左右 15.8センチ



cover狩人日記 安野 光雅
平凡社  80年・初版2刷
1200円 Bー カバー・小口シミ ヤケ 当時1300円

装丁・装画 安野光雅
狩人日記 動物子守唄 朱鷺色 百人一首 動物独白 ランダム・フィッシュ
象形文字 ものの形 故郷的空間 縄張り 道 植物図譜 わが谷は緑なりき
虫けら 津和野 疥癬 写真展 狼よさらば 狐創世記 犬神

ハードカバー 221ページ。サイズ 天地20.2センチ×左右 15.8センチ



cover起笑転結 安野 光雅
青土社  82年・初
1300円 B カバー・小口シミ ヤケ 当時1200円

装丁・装画 安野光雅
ノヴェンバー・ステップス&ウェイヴス
無限の時がすぎる
ずいぶん暗いから、どこに置き去りにされたのかわからない
私は、はッと顔を上げた
武満徹 ノヴェンバー・ステップス

ハードカバー 250ページ。サイズ 天地 20.2センチ×左右 15.6センチ



cover空想画房 安野 光雅
平凡社  84年・初版1刷
1400円 B カバー・小口シミ ヤケ 当時1300円

装丁・装画 安野光雅
アンデルセンのくに イタリアの町から アルルの女 アビニョンの橋の上で
ヨーロッパでのぞいた店 はじめてのヨーロッパ 森は生きておる 過去景
読書録 エッシャーの宇宙 絵と数学 古典との再会 米欧回覧実記 走れメロス 犬と私の太平洋
生きがいへの旅 死刑囚最後の日 地につくということ 読書日録 最近装釘した本…

ハードカバー 269ページ。サイズ 天地 20.2センチ×左右 15.8センチ



cover空想茶房 ー対談ー 安野 光雅
平凡社 86年・初版1刷
1300円 B カバー・小口シミ ヤケ 当時1500円

装丁・装画 安野光雅
谷川俊太郎 井上ひさし 清水哲男 緑魔子 今西錦司 富岡多恵子 池内紀 遠山啓
ハードカバー 252ページ。サイズ 天地 20.2センチ×左右 15.8センチ



covercovercover品切れ 算私語録 3冊セット 安野 光雅
朝日新聞社  1は80年・3刷 2は84年・初 3は87年・初
2500円 Bー カバー・小口シミ ヤケ 1は帯カバーに貼り付け箇所あり 3はカバー裏側ヤブレ・小口シミ多め 当時それぞれ1200円

装丁 安野光雅
国際絵本作家がおくるアンノ的発送の全百科(帯より)

その気になってみたら、我々の日常的なできごとの中に、いかにもうまく考えられていることがあり、
又その反対に、考えつくことがでいないで無駄をしていたことも沢山あることがわかる。
そして、そのどちらにも、はたと笑いたくなる要因を含んでいるのもおもしろい。
そんなことに関心を持つのは、画かきの好奇心だろうと思っていたが、
遠山啓先生がまずおもしろがって下さって、文章でまとめて見てはどうか、といわれた。
(あとがき より)

イタミはありますが、3冊とも発売当時の味わいです。
ハードカバー サイズ 天地 19センチ×左右 13.5センチ



cover品切れ ZEROより愛をこめて 安野 光雅 暮しの手帖社 89年・2刷
600円 B+ カバー上部少ヘコミ 小口少シミ 定価1650円

装丁 安野光雅 カバー版画 勝尾正子
この本は、暮しの手帖の第3世紀第1号から第13号(一九八八年三月)まで連載したものを
まとめたものです。本にするにあたって、できるだけ読みやすくするために、文章をなおしました。
手紙形式で綴ったエッセイ。

ハードカバー 285ページ。天地 20.8センチ×左右 15.5センチ



cover安野光雅・文集1 蟻と少年 筑摩書房 95年・初
700円 B+ カバー下部少ヘコミ 定価1631円

装丁・安野光雅
<昔のこと>自伝風エッセイ 故郷には、こどもの時代に通じる道がある

ハードカバー 229ページ。天地 19.5センチ×左右 13.8センチ



cover絵のまよい道 安野 光雅 朝日新聞社 98年・初
700円 B+ カバー上部少ヘコミ 定価1785円

装丁・安野光雅
……そもそもこの連載は司馬さんが亡くなったときの精神的空白のためにスタートしたようなところがある。
だから、『街道をゆく』の道の字をとって、まよい道にしたのだったが、
名は体を表し、迷っているのだから泣き言を書いてもいいという気分になったものだった。(帯より)

司馬遼太郎の死によって生まれた精神的空白。
そこからスタートしたまよい道は、一体何にたどりついたのか。エッセイ集。

ハードカバー 261ページ。サイズ 天地 19.5センチ×左右 13.6センチ



cover品切れ 片想い 百人一首 安野 光雅 筑摩書房 2000年・3刷
750円 B+ カバー上部少ヘコミ 定価1890円

装丁・カット 安野光雅
著者が思いの丈をこめて作った百首 胸に沁みるエッセイを添えて…
一般に、上の句を「問い」だとすれば、下の句は「答え」にあたる意味がある。
「答え」にあわせて「問い」をつくり、三十一文字のリズムにあやかれば、
だれでもこの本で試みたような偽作の歌は作れると思う。「問い」の内容は、人生経験である。(カバーより)

ハードカバー 237ページ。サイズ 天地 19.3センチ×左右 13.8センチ



cover故郷へ帰る道 安野 光雅 岩波書店 2000年・3刷
800円 B+ 定価1650円

装丁・安野光雅
汽車の中で、既に故郷の訛には気がついていた。
誇るべきその訛は、懐かしければ、懐かしいほど、恥ずかしくもあった。
故郷、忘れえぬ人、出会い……時とともに輝きを増す人生の記憶を綴る(帯より)エッセイ集。

ハードカバー 212ページ。サイズ 天地 19.5センチ×左右 13.8センチ*



cover職人たちの春 安野 光雅 講談社 2002年・初
900円 B+ 表紙少ヨゴレ カバー上部ヘコミ 帯裏面シワ 定価2100円

装丁・安野光雅
津和野に集まった職人たちの技と心 受け継がれてゆく伝統の美しさ
2001年春津和野の町に和風建築の美術館が完成するまでを
職人たちの言葉を通して描く書き下ろし長篇エッセイ(帯より)
建立のために集まった職人たちの姿に自分自身の来し方を回想する書き下ろしエッセイ。

ハードカバー 253ページ。サイズ 天地 19.3センチ×左右 13.8センチ

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