古本 海ねこ トップページへ戻る

■デザインの周辺■

2007年1月入荷分・2006年10月入荷分



cover万華鏡の本 大熊進一(日本万華鏡博物館館長)日本万華鏡倶楽部・監修
ベアーズ 日本万華鏡博物館 2000年
2100円 B 当時の定価3500円

スノウボールの本、万華鏡の本…こういった本に弱い海ねこです。
口絵では、美しい写真で、一流アーティストの作品が紹介されています。
「万華鏡の父 デビッド・ブリュースターの生まれた家と終焉の家写真」
「万華鏡の母 コージー・ベーカーさんのカレードスコープ・ハウスを訪ねる」
といったページに続き、「アンティーク万華鏡を覗く」が。
1920年代イギリスの学校教材、1930年〜40年代の日本の万華鏡、1950年代の
スペイン製万華鏡、1950年〜60年代のアメリカキャラクター万華鏡など。
「万華鏡は灯台の灯から生まれた」「レイ・ブラッドベリも万華鏡がすきだった?!」
「万華鏡の作り方」「江戸時代の更紗眼鏡」(万華鏡はいつ日本に入ってきたのだろうか)
「万華鏡は時代を映す!」「明治時代の百色眼鏡」「オキュパイド・ジャパンという国で作られた万華鏡」…
カラー写真を含み、写真満載。
なくてもいいけど、あったらもっと楽しい1冊だと思います。人はパンのみにて生くるにあらず、ですからね。

ハードカバー 224ページ サイズ 天地 21.5センチ×左右 15.3センチ



covercoverマリスカル1[平面]作品集 マリスカル2[立体]作品集 2冊セット
NHK出版 92年・初
2500円 B+ カバー上部僅ヨレ 当時の定価各2800円

バルセロナオリンピックの公式キャラクター「Cobi」を生んだアーティスト・マリスカル。
バルセロナが生んだ自由な感性。ユーモアと自由奔放な芸術の楽しさ。
伸びやかな作品の数々をカラー写真でたっぷりと紹介しています。
明るい空気に満ち、気楽に眺められるデザイン集。
「第一巻には、私の作品の中でとくに、絵画やテキスタイルといった平面で構成されているものを集めました。
「ピエロの落書き」のような、なにごとにもこだわらない、私の二次元の世界です」
「第二巻には、オブジェやインテリア、家具、照明といった立体的な作品を集めました。
「レストランの屋根に巨大なエビが登った」ような、私の自由な感性の三次元的なコミュニケーションです」
(マリスカル)

ソフトカバー 127・125ページ サイズ 天地 29.7センチ×左右 22.8センチ

中を見る

coverインターナショナル デザイン年鑑1994 日本語抄訳付
Ron Arad(ロン・アラッド)編集 Jeremy Myerson(ジェレミー・マイアスン)総合編集
Jennifer Hudson(ジェニファー・ハドソン)編集助手

美術出版社 85年・初
4000円 B 小口天に日づけ書き込み、小口地に印  函少イタミ 本体・カバーは良好 当時の定価1万3800円

本体のテキストはすべて英文。別冊で、日本語の抄訳がついています。
ロン・アラッドが重視する基準ーー斬新な技法と素材の活用、大胆さ、創意工夫ーーにもとづいて、
世界中から寄せられた膨大な数のスライドをふるいにかけ、年間の優れたデザインをセレクトした1冊。
序 ロン・アラッド 1、ファニチュアー 2、ライティング
3、テーブルウエア 4、テキスタイル 5、プロダクツ
美しいカラー写真満載。

「約束ごとをすべて踏襲したような外見が家電製品や気むずかしいポスト・モダンの
家具にはありがちだが、そんな常套的な手段に対して強い反発を覚えるアラッドは、
ウィットと機能性を兼ね備えた独創的なアイデアに目を向ける。
それゆえに、果物入れがついていたり、不眠症の人が夜数えられるようにと
羊を壁に映し出すデニス・サンタキアラの照明器具を、彼は大いに楽しむのだ」
「ファニチャーもライティングも同じだが、アラッドは、考え方においても
製法においても新生面を切り開くことのない、ほどよくできたプロらしい無批判な製品よりも、
作品としては未熟でも、大胆な、あるいはアナーキーですらある斬新な着想や技法を好んでいる」
(日本語抄訳 より)

版元品切れ
ハードカバー 239ページ 天地 27.4センチ×左右 24.4センチ



cover和田誠百貨店
美術出版社 78年・初
2700円 B 帯あり ビニカバ破れあり 当時の定価2000円

編集・構成 矢吹申彦
装丁 ポスター イラストレーション 絵本 新聞雑誌広告
マーク・ロゴタイプ 漫画 アニメーション レコードジャケット
写真 陶器 楽譜 ショートショート 48コマインタヴュー(糸井重里・湯村輝彦) 年譜
高橋睦郎のエッセイ 清水哲男のエッセイ 対談・山下勇三×渡辺武信

見ごたえ十分、読みごたえ十分。こんな作品もあんな作品も大紹介し、
さまざまな角度から和田誠を浮き彫りにしてみせる秀逸な本。
なにせ「編集・構成 矢吹申彦」ですから、豪華ですよ。
ねこのイラストがかなりあるのにも、にこっとしてしまいます。和田さんの描くねこ、いいですね。
78年以降10年間の作品集を続刊として2分冊となった改定新版が88年、出版されましたが、これがオリジナル。

ソフトカバー 151ページ サイズ 天地 32.5センチ×左右 25.2センチの大型本



cover人物画 山本容子・銅版画 ケイト・クリッペンスティーン・文 柴山幹郎・訳
文藝春秋 93年・初
2100円 B ビニカバ少ヨゴレ 表紙下部少へこみ 当時の定価4400円

さまざまな分野の異才24人の肖像を、洒落た彩色銅版画とエスプリあふれる文章で描いたオールカラーの愛蔵本。
登場するのは、下記のような天才、奇人、怪人、美女…たち
トム・ウェイツ リリアン・ヘルマン レナード・バーンスタイン ルイス・ブニュエル
チェット・ベイカー アイリーン・グレイ ハーポ・マルクス ジョセフィン・ベイカー
フランチェスコ・クレメンテ ミハイル・ブルガーコフ ナンシー・キュナード
リー・ミラー デヴィッド・リンチ ジョージ・ガーシュイン フランシス・ピカビア
シンディ・シャーマン キース・ヘリング ロッテ・レーニャ コレット フリーダ・カーロ
エリック・グード ニーニャ・デ・プエブラ ヴィム・ヴェンダース ジャン・コクトー

版元品切れ
ハードカバー 157ページ サイズ 天地 26.3センチ×左右 16.5センチ



covercover品切れ ビジュアル洋書 フランス語版 ELLE 1945-1995 NOS CINQUANTE PREMIERES ANNEES
filipacchi 95年
4200円 B カバー少イタミ

フランスのモード雑誌ELLEーー1945年創刊時から95年版までの表紙や傑作集です。
ディオール、ジバンシー、バルマンなど一流のモードのほか、
1953年のジャンヌ・モロー、1954年シドニー・ガブリエル・コレット(作家)、
56年のサガン、57年のヘプバーン、59年のバルドーにピカソ、60年のモンローなど、有名人の写真がたくさん。
スタジオで撮影した気取った写真と違って、さりげない感じのポートレートが良い感じ!
部屋の模様替えのアイディア、クッキングの記事などバラエティーに富んでいます。 雑誌は時代のかがみ。その時代その時代のパリの空気が香ってくるよう。
写真やエディトリアルがひじょうに工夫されていて、ページをめくるたび楽しみのシャワーを浴びるようです。
大型本なので、ページいっぱいに広がる美しいカラー写真を存分にお楽しみいただけます。まさに愛蔵版でしょう。

オールカラー 463ページ サイズ 天地 33.5センチ×左右 27.2センチの大型本



cover雑誌 LIFE(ライフ)1949年5月9日号 INTERNATIONAL EDITION
2100円 Bー 表紙イタミ ホッチキスサビ・劣化 本文4ページはずれ

アメリカの代表的な雑誌LIFE。60年近く前のものです。
報道記事のほか、PARIS FASHIONS(パリのファッション)が4ページあります。
ディオールのデザインによるジャケット、シルクコートをまとった女性が、とても素敵。
ちなみに、表紙の女性が着ているのもディオールです。

64ページ サイズ 天地 35.5センチ×左右 26.4センチ



cover西洋服飾史 丹野郁 原田二郎
衣生活研究会 75年 84年の11刷
1000円 B 本体は状態良好 ただし、赤鉛筆・青鉛筆、ラインマーカーの線引きが何箇所かあり 当時の定価2000円

イラスト・図版満載。写真のほとんどは、現地での実写。
T 古代
衣服のはじめ・衣服の基本形態 エジプト人の服飾 西アジア地方の服飾
クレタ人の服飾 ギリシア人の服飾 ローマ人の服飾
U 中世
ビザンティン帝国の歴史的背景とその服飾 中世西ヨーロッパの歴史的背景とその服飾
ロマネスク時代の筒型衣服 ゴシック時代の筒型衣服 男子二部式衣服の成立 15世紀の服飾
V 近世
16世紀の服飾 17世紀の服飾 18世紀の服飾
W 近代
総裁政府時代の服飾 いわゆるエンパイヤスタイル 王政復興調衣裳とロマンティック衣裳
ルイ・フィリップ時代の服飾 クリノリン衣裳と初期バッスル衣裳 バッスル衣裳と腰枠の消滅
X 現代
初期現代衣裳 第一次世界大戦と現代婦人服の成立 現代婦人服
図版目録一覧

ハードカバー 236ページ サイズ 天地 26.2センチ×左右 18.7センチ



coverデザインの現場 No.103 99年6月号
BSS
900円 B+ 当時の定価1890円

特集 フォト・ディレクション
服部一成 JR東日本TRAIN'99キャンペーン “虫の視点”で探り当てたミクロワールド
デビー・スミス 『VOGUE NIPPON』VOGUEというフォト・スタイル
澁谷克彦 資生堂エリクシール「さびない、ひと」シリーズ 肌を引き立てるトーンづくり
日高英輝 横浜ゴム、NTT Docomoの広告 強く、シンプルであるために
ホンマタカシさんに聞きました
STOIQUE ファッション写真のディレクション 現場を楽しむディレクションの形
『Number』に見るスポーツ写真のディレクション 瞬間に応える瞬間芸
小泉均 デザイナーのための「写真と文字のバランス術」
追悼 河野鷹思ーーKONO流モダニズム…その深遠。映画人としての河野鷹思

140ページ サイズ 天地 25.7センチ×左右 18.3センチ



coverデザインの現場 No.119 2001年12月号
BSS
900円 B+ 当時の定価1890円

特集 文字でキメる。雑誌・書籍・広告パッケージのロゴタイプ
佐藤直樹 正統性と新しさを兼ね備えた文字
佐藤可士和 アイコンになった文字
服部一成 記憶に「ひっかかり」をつくる文字
柿木原政広 ロゴタイプは人の顔と同じ
ヒット商品に見るパッケージの文字デザイン キリンビバレッジ「聞茶」ライオン「キレイ キレイ」
松永真のロゴタイプデザインの極意
今さら聞けない文字デザインの基本

136ページ サイズ 天地 25.7センチ×左右 18.3センチ



coverデザインの現場 No.120 2002年2月号
BSS
900円 B+ 表紙角少オレ 当時の定価1890円

特集 クリエイターのための フリーランスバイブル
フリーランス実態調査報告
事務所を立ち上げる前に知っておきたいこと
営業開始! スタッフ採用開始!
デザイン科から確定申告まで
フリーランスのためのトラブル対処法
海外と仕事をしてみよう
クリエイターのための フリーランスバイブル
特別記事 デザイナーとしてのバックミンスター・フラー 世界認識のためのグラフィカルな視線

130ページ サイズ 天地 25.7センチ×左右 18.3センチ



cover世界のグラフィックデザインシリーズ3 亀倉雄策
ギンザ・グラフィック・ギャラリー トランスアート 93年 95年の2刷
900円 A− 新品同様 定価1223円

ギンザ・グラフィック・ギャラリーの展覧会から生まれたシリーズ。
「亀倉雄策の思想と見識と造形性がここに結集」(永井一正 帯より)
東京オリンピックや大阪万国博覧会のポスターを手がけた、日本を代表するグラフィックデザイナー・亀倉雄策(1913年〜)。
戦前は日本工房で活躍。戦後は数々のポスターやロゴマークなどで国際的に高い評価を受けました。
幾何学形態をモチーフに企業・プロジェクトなどの特徴をくっきりと表現するデザインで知られます。
「グラフィックデザインが社会や文化や芸術にとって欠かすことのできない大きな要素となり、
その先頭を切って推進してきたのが亀倉雄策である」(永井一正)

解説文はわずか。もっぱら写真で作品を見せます。シンプルでコンパクトな1冊。オールカラー
ハードカバー 63ページ サイズ 天地 18.9センチ×左右 13.4センチ



cover世界のグラフィックデザインシリーズ17 ブルーノ・ムナーリ
ギンザ・グラフィック・ギャラリー トランスアート 95年 2001年の2刷
900円 A− 新品同様 定価1223円

ムナーリは、歴史との強すぎる結び付きからいつも自由で、
「現在」に身軽に飛び込むことができる。マルコ・メネグッツォ(帯より)

イタリアのデザイナーで、数々の絵本も手がけたブルーノ・ムナーリ(1907年〜98年)の作品集。
彫刻やグラフィックデザイン、絵本など数十点が掲載されています。
刷毛の右はじと左はじをリボンで結んだ「刷毛のお嬢さん」(77年)
「ロゴタイプの判読可能性限度」(85年)など、ユニークな作品がズラリ。

解説文はわずか。もっぱら写真で作品を見せます。シンプルでコンパクトな1冊。オールカラー
在庫2冊。ハードカバー 63ページ サイズ 天地 18.9センチ×左右 13.4センチ



cover世界のグラフィックデザインシリーズ15  中條正義
ギンザ・グラフィック・ギャラリー トランスアート 94年・初
900円 A− 新品同様 定価1223円

「輝ける“進化の袋小路”」(矢荻喜従郎 帯より)
資生堂宣伝部に入社して、その後フリー。
1970年から資生堂PR誌「花椿」、74年からザ・ギンザ、1977年よりザ・ギンザ/タクティクス
デザインのアートディレクションおよびデザインを手がけてきた中條正義(1933年〜)。
1985年ザ・ギンザ改装のインテリアデザイン、90年、資生堂パーラーのパッケージデザインも手がけてきました。

解説文はわずか。もっぱら写真で作品を見せます。シンプルでコンパクトな1冊。オールカラー
在庫2冊。ハードカバー 63ページ サイズ 天地 18.9センチ×左右 13.4センチ



cover品切れ 世界のグラフィックデザインシリーズ30 山城隆一
ギンザ・グラフィック・ギャラリー トランスアート 97年・初
850円 B+ 僅ムレ 本文上部少タワミ 定価1223円

造型と色彩の詩人 山城隆一の名句「デザインに悲しみは盛れないか」 (帯より)

海ねこをごらんになる方には、ねこを描くアーチストとして知られる山城隆一(1920年〜97年)。
1950年代から60年代、広告やデザインでも先駆的な仕事をしています。
ねこの作品以外にも、1955年、サンキストのポスター、1959年の私家版カレンダー、
60年の「東京国際版画ビエンナーレ展」ポスター、高島屋のカレンダーなど、おもしろい作品が掲載されています。

解説文はわずか。もっぱら写真で作品を見せます。シンプルでコンパクトな1冊。オールカラー
ハードカバー 63ページ サイズ 天地 18.9センチ×左右 13.4センチ



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