古本 海ねこ トップページへ戻る

■ハンス・フィッシャーの世界■

ハンス・フィッシャー(1909年〜1958年)は絵本にとどまらず、スイスでは版画、舞台美術、
ショーウインドウの飾りつけ、教科書の挿絵、壁画など多方面で活躍した芸術家でした。
さまざまな仕事で多忙な日々でしたが、体を壊してしまいます。
子どものころから心臓の病気で、けっして丈夫ではなかったのです。
静養もかねて家族で引越して、近くの山や川へ出かけてはスケッチをしたり、家で子どもたちと過ごすように。
そんな中、子どもたちのための手作り絵本をこしらえます。
長女に「ブレーメンのおんがくたい」を、長男のために「いたずらもの」、末娘のためには「たんじょうび」を。
「たんじょうび」はお話もフィッシャーが考えたもの。父親のアトリエで1日の大半を過していた末娘とのやりとりから
生まれた特別な絵本でした。その後、フィッシャーは末娘のために「こねこのぴっち」を描きます。
フィッシャーにとっては、絵本という新たな表現方法に無限なる可能性を見出すきっかけにもなりました。





coverNEW! ドイツ語版 Genannt Fis(フィスと呼ばれた男)Hans Fischer(ハンス・フィッシャー)
(C)1959年 Artemis Verlag Zurich
8700円 ゆうメールでよろしいようでしたら送料サービス

リクエストの多いハンス・フィッシャー本。フィッシャー描くねこの絵に飢えている方に
この画集でしたら、お薦めできると思いまして、このほどご用意させていただきました。
"gennant"とは、ドイツ語"nennen"の過去分詞。フィスは、フィッシャーの愛称。
ドイツ語に精通している方に教えていただきたいのですが、「フィスと呼ばれた男」ぐらいの意味になるのでしょうか。
もともと1959年に出版、スイスで印刷されたものですが、後年の印刷である可能性もあるかと存じます。

幼少時の写真、1932年、パリでの街頭スナップ、
1940年、教鞭をとっているスナップには、黒板にねこの絵が。
なにしろ、ねこの絵だけとってもバリエ豊富なのです。長靴のねこ、
壁画に描かれたノアの箱舟も、よーく見ると、さまざまな動物に混ざってねこが。
「中ページを見る」には、ねこの絵を中心に紹介しましたが、
植物、カエルやエビなど小動物、ほかにもいろいろ描かれています。
エッチング、リトグラフ、テンペラ・・・・・・さまざまな手法を駆使して、
伸びやかで自由な発想・豊かな感受性を思わせる作品揃い。
好んで描いたモチーフである”魚男”も多数。
テキストこそドイツ語ですが、ビジュアル多数(モノクロとカラー)ですのでお楽しみいただけることでしょう。

紙がざらっとした薄いクリーム色がかっているのも海ねこ好み。
わら半紙のような紙に4ページ分、スケッチが綴じ込まれているのも嬉しい。

在庫何冊かございます。古書ですので多少ヨゴレ・イタミがあるものもありますが、概ね良好。
できるだけ状態のよいものから順にお送りさせていただきますので、お早めにどうぞ。品切れになり次第、終了します。
ゆうメールでよろしかったら送料サービスさせていただきます。
ただし、ゆうメールには配達途中の破損や紛失時の補償はありません。
エクスパック、宅配などは別料金になります(佐川急便は通常運賃よりお手頃価格でご利用になれます)。
98ページ サイズ 天地 25.3センチ×左右 20.3センチ

中ページを見る

cover再入荷 図録 ハンス・フィッシャーの世界 絵本 版画 壁画 小さな絵本美術館 2001年
2415円 新刊

小さな絵本美術館・主宰さとうわきこさん(絵本でおなじみですね)、館長・武井利喜さんが
スイスに何度も通って、フィッシャーの原画を収集していった熱い思いが伝わってくるような図録。
絵本のためのスケッチ、チューリッヒ州教科書の下絵、小学校などに制作された壁画、日記帳、初期の作品、写真
…いずれも充実しています。読みごたえ、見ごたえ充分な保存版。

「ーメルヘンの国のマイスターー ハンス・フィッシャー展 生誕100年記念」開催にあたり、
従来の図録「ハンス・フィッシャーの世界」に、絵、文章、作者本人の写真等を大幅に増やして、新たに新装版として出版されたものです。

日本では「絵本画家」として知られているハンス・フィッシャー。
本国スイスでは多様な表現手段を試みる、芸術家として知られています。
彼の手から生まれる魔法(マジック)ともいうべき多くの仕事を知ることのできる1冊です。
愛する我が子へと贈った手描き絵本の他、版画、スケッチ、壁画下絵、手帳の中身まで(!)多くの写真を収録。
新装版には、フィッシャー本人の写真もより多く掲載。作者の人柄が垣間見えます。

はじめに(小さな絵本美術館)
日本の皆さんへ(カスパール・フッシャー)
ハンス・フィッシャー展によて(さとうわきこ)
ハンス・フィッシャーの絵本覚書(松居直)
アンナ・バーバラが絵本をもらったわけ あるいは、「たんじょび」がどうやって出来あがったか(ハンス・フィッシャー)
絵本「こねこのぴっち」解説(カスパール・フィッシャー)
絵本の演出家 ハンス・フィッシャー(松居直)
フィス=ハンス・フィッシャー(武井利喜)
娘が見た父フィスの思い出(ウルスラ・フィッシャー)
妻ビアンカの思い出(1996年のインタビューより ビアンカ・フィッシャー・ヴァスムート)
ビアンカさんを訪ねて(武井利喜)
フィス(リー・エンゲッサー)
フィスの思い出(ヴィリー・アルブレヒト)
多面体のアーティストーハンス・フィッシャーさんの版画作品をめぐってー(松本育子)
芸術家・フィスと父の特別な思い出(ウルスラ・フィッシャー)
父の思い出(カスパール・フィッシャー)
出品目録・壁画作品

ハードカバー 95ページ。サイズ 天地29.9センチ×左右23センチ

小さな絵本美術館HPのサイト 展覧会情報にもご注目。

ご参考までに、従来版はこちら↓(すでに販売は終了しております)
cover

ご参考までに、従来版の中ページを見る

cover品切れ ドイツ語版 Du bist wohl nicht bei Trost-Buchlein
Hans Fischer(ハンス・フィッシャー)
Bern Zytglogge 1989年
4100円 Aー カバーあり

ハンス・フィッシャーが1953年から55年の間に描いたドローイング集。
多くは1955年のものです。
次女のために1947年に作った創作絵本が「たんじょうび」として1948年に出版され、
その続編が「こねこのぴっち」として出版されたのが1953年ですので、そのころかそのすぐ後ぐらいのものです。
本書は、ベルンの出版社から出版されたもので、コンパクトながら、
フィッシャーののびのびとした筆致がぎゅっと詰まった1冊です。
さささーっと素早く描きながら、的確にとらえる視線、そして、技術力。
ニワトリやネコなど絵本を思わせるものから、コウモリ、かなり抽象的でアーティスティックなものまで。
アーティスト・フィッシャーを知るための1冊としてお手もとにどうぞ。すべてモノクロ。

ハードカバー 40ページほど サイズ 天地  19.2センチ×左右 14センチ

中ページを見る

cover品切れ 図録 ハンス・フィッシャーの世界ーーメルヘンの国のマイスターーー 小さな絵本美術館 99年
1281円 新刊

99年9月から12月に小さな絵本美術館で開催された「ハンス・フッシャーの世界」展の図録。

日本の皆さんへ(カスパール・フッィシャー ハンス・フィッシャーの息子)ハンス・フィッシャーの絵本覚書(松居直)
ハンス・フィッシャー展によせて(さとうわきこ)アンナ・バーバラが絵本をもらったわけ、あるいは、
「たんじょうび」が、どうやって出来上がったか(ハンス・フィッシャー 「ハンス・フッィシャー・フィス」
より抜粋)芸術家・フィスと父の特別な思い出(ウルスラ・フィッシャー ハンス・フィッシャーの娘)
父の思い出(カスパール・フィッシャー)妻ビアンカの思い出(1996年のインタビューより
ビアンカ・フィッシャー・ヴァスムート)絵本「こねこのぴっち」解説(カスパール・フィッシャー)

上記の図録より薄手で、収録点数、文章の量は少なめなコンパクト・バージョン。
それでも、まずはこの1冊を入手するのもよろしいかと思います。
写真は、ねこの気持ちをわかるためにひげをのばしているハンス・フィッシャー。

ソフトカバー 29ページ。サイズ 天地21センチ×左右29.7センチ

中ページを見る

古本 海ねこ トップページへ戻る