オアナアキコさんの「エホン便り《


海ねこでお買い上げいただきますと、運がよかったら本と一緒に「エホン便り《がついてくることがあります。
誠に恐縮ですがオアナさんの手作りゆえ数に限りがありますので、なくなったらその時点でおしまいですが。
気に入っていただけそうでしたら、ぜひ合本をお求めください。
(追記 2011年10月末、残念なことに、オアナさんのPC ハードディスクが壊れてデータが消滅、とのこと・・・。合本「わた毛文庫《は数に限りあり、という状況になりました。海ねこ在庫も申し訳ございません。すでに品切れになってしまいました。いつかまたオアナさんが作ってくれますよう応援いたしましょう。)





























ご紹介しました「エホン便り《は、2014年4月号(83号)、2014年2月号(82号)、2013年12月号(81号)、2013年11月号(80号)、2013年9月号(79号)、2013年7月号(78号)、2013年4月号(77号)、2013年3月号(76号)、2012年展示号(図書館での展示にあわせての号 75号)、2012年秋号(74号)、2012年summer号(73号)、2012年6月号(72号)、2012年4月号(71号)、2012年2月(70号)、2011年winter号(69号)、2011年fall号(68号)、2011年summer号(67号)、2011年6月号(66号)、2011年うさぎ号(65号)、2010年Dec号(63号、前回63号を抜かしてしまったため)、2010年fall号(64号)、2010年9月号(62号)、2010年summer号(61号)、2010年May号(60号)、2010年spring号(59号)、2010年1月号(58号)、そして、2009年12月号(57号)、11月号(56号)です。
いずれも、ハガキ大の大きさ、しかも、表・裏にぎっしりと丁寧なイラストと心のこもった文章が。
こんな素敵なフリーペーパーを作っている人がいるんです。

その人の吊前は、オアナアキコさん。
フリーペーパー「エホン便り《発行・配達人。
屋号「わた毛文庫《で、冊子販売、本のセレクト、展示を企画しています。

「エホン便り《は、一体どういう思いから、どんなふうにお作りなのでしょうか?
以下、オアナさんに質問をさせていただき、お答えいただきましたのでご紹介させていただきます。

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「エホン便り《は、絵本を紹介するハガキ形式のフリーペーパーです。
2005年の4月に始め、毎月、25カ所ほど絵本を扱うお店や、古本屋、パン屋、カフェなどに配布してます。
発行部数は、250部ほど。おもに、自宅がある東京都練馬区から、自転車で行ける範囲を中心に、手渡しで配布しています。
また、遠方のお店、京都や大阪などのお店には、送付させて頂いてます。

「エホン便り《は、トレードマークであるたんぽぽのわた毛のように、コミュニケーションの「届ける《カタチのようなものです。
子どもとくっつき読みあった本や、配布先のお店をまわるなかで、出会った絵本の、手触りや想いをお届けできたら、と願ってます。

日々のなかで、自分が心を動かされた、ことばや場面につながる絵本をもとにして、
作者に共感するよう読みこみ、ひかれる絵を無心に描いて、
絵本から自分が受け取った想いを、ハガキのお便りにまとめています。

実際の製作日数は5日ほどですが、題材は1ヶ月ほどあたためてます。
作業は、そこらの画材を使い、実際に使用するサイズで絵を描きます。
そして、スキャナーでMacにとりこみ、photoshopで調整し、
illustratorで配置、インクジェットのプリンターで印刷してます。
小学校高学年の頃、熱中した壁新聞や交換日記のように、
楽しく切り貼りをする感覚で、身近な人に伝えたい、という気持ちで作ってます。

難しいと思う点は、製作そのものより、手渡しで届けるという方法に時間がかかるところです。
それでも、敬愛するお店や人に直接届けることが、原動力になってます。
紙1枚を通して、見知らぬ方と、お知り合いになれたり、お手紙を頂いたりします。
人との出会いや、お店をつなぐきっかけになるという、コミュニケーションの可能性に、我ながら驚いてます。

バックナンバーをご希望の方には、4号ずつまとめたジャバラの冊子「わた毛文庫《を販売しております。
ただいま10巻まで刊行。1冊200円(1冊ずつopp袋入り)です。
海ねこでもご注文を承ります。本と一緒のご注文の場合、「わた毛文庫《に関する送料が別にかかることはありません。 「わた毛文庫《のみご希望の場合、送料については追ってご連絡させていただきます。

オアナアキコさんに直接ご注文の場合は、minihole@dance.ocn.ne.jpまで。
また、トムズボックス(吉祥寺)
ポポタム(目白)
にわとり文庫(西荻窪)
ポラン書房(大泉)
HANEHANE(井荻)
curious(上石神井)
でも委託販売中。

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オアナさんの思いがふんわり、ゆるやかに、たっぷり届きますように。