オアナアキコさんの「エホン便り《
ご紹介しました「エホン便り《は、2014年4月号(83号)、2014年2月号(82号)、2013年12月号(81号)、2013年11月号(80号)、2013年9月号(79号)、2013年7月号(78号)、2013年4月号(77号)、2013年3月号(76号)、2012年展示号(図書館での展示にあわせての号 75号)、2012年秋号(74号)、2012年summer号(73号)、2012年6月号(72号)、2012年4月号(71号)、2012年2月(70号)、2011年winter号(69号)、2011年fall号(68号)、2011年summer号(67号)、2011年6月号(66号)、2011年うさぎ号(65号)、2010年Dec号(63号、前回63号を抜かしてしまったため)、2010年fall号(64号)、2010年9月号(62号)、2010年summer号(61号)、2010年May号(60号)、2010年spring号(59号)、2010年1月号(58号)、そして、2009年12月号(57号)、11月号(56号)です。 いずれも、ハガキ大の大きさ、しかも、表・裏にぎっしりと丁寧なイラストと心のこもった文章が。 こんな素敵なフリーペーパーを作っている人がいるんです。 その人の吊前は、オアナアキコさん。 フリーペーパー「エホン便り《発行・配達人。 屋号「わた毛文庫《で、冊子販売、本のセレクト、展示を企画しています。 「エホン便り《は、一体どういう思いから、どんなふうにお作りなのでしょうか? 以下、オアナさんに質問をさせていただき、お答えいただきましたのでご紹介させていただきます。 *************************************************************** 「エホン便り《は、絵本を紹介するハガキ形式のフリーペーパーです。 2005年の4月に始め、毎月、25カ所ほど絵本を扱うお店や、古本屋、パン屋、カフェなどに配布してます。 発行部数は、250部ほど。おもに、自宅がある東京都練馬区から、自転車で行ける範囲を中心に、手渡しで配布しています。 また、遠方のお店、京都や大阪などのお店には、送付させて頂いてます。 「エホン便り《は、トレードマークであるたんぽぽのわた毛のように、コミュニケーションの「届ける《カタチのようなものです。 子どもとくっつき読みあった本や、配布先のお店をまわるなかで、出会った絵本の、手触りや想いをお届けできたら、と願ってます。 日々のなかで、自分が心を動かされた、ことばや場面につながる絵本をもとにして、 作者に共感するよう読みこみ、ひかれる絵を無心に描いて、 絵本から自分が受け取った想いを、ハガキのお便りにまとめています。 実際の製作日数は5日ほどですが、題材は1ヶ月ほどあたためてます。 作業は、そこらの画材を使い、実際に使用するサイズで絵を描きます。 そして、スキャナーでMacにとりこみ、photoshopで調整し、 illustratorで配置、インクジェットのプリンターで印刷してます。 小学校高学年の頃、熱中した壁新聞や交換日記のように、 楽しく切り貼りをする感覚で、身近な人に伝えたい、という気持ちで作ってます。 難しいと思う点は、製作そのものより、手渡しで届けるという方法に時間がかかるところです。 それでも、敬愛するお店や人に直接届けることが、原動力になってます。 紙1枚を通して、見知らぬ方と、お知り合いになれたり、お手紙を頂いたりします。 人との出会いや、お店をつなぐきっかけになるという、コミュニケーションの可能性に、我ながら驚いてます。 バックナンバーをご希望の方には、4号ずつまとめたジャバラの冊子「わた毛文庫《を販売しております。 ただいま10巻まで刊行。1冊200円(1冊ずつopp袋入り)です。 海ねこでもご注文を承ります。本と一緒のご注文の場合、「わた毛文庫《に関する送料が別にかかることはありません。 「わた毛文庫《のみご希望の場合、送料については追ってご連絡させていただきます。 オアナアキコさんに直接ご注文の場合は、minihole@dance.ocn.ne.jpまで。 また、トムズボックス(吉祥寺) ポポタム(目白) にわとり文庫(西荻窪) ポラン書房(大泉) HANEHANE(井荻) curious(上石神井) でも委託販売中。 *************************************************************** オアナさんの思いがふんわり、ゆるやかに、たっぷり届きますように。