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あまカラ

14号〜20号〜30号〜40号〜
50号〜60号〜70号〜・80号〜・90号〜
100号〜110号〜120号〜130号〜140号〜
150号〜160号〜170号〜180号〜190号〜続200号・終刊号



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再入荷分、品切れ あまカラ 80号 1958年(昭和33年)4月 甘辛社 1300円
B 表紙少ヨゴレ 小口ヤケ ホッチキスさび 当時の定価50円

写真ページ 豆腐羹 写真・葛西宗誠
装画ー向付と箸置…山内金三郎

里見ク(三垂れの辛抱)小島政二郎 安倍能成(記憶の中の食味)
好きなもの嫌いなもの…源氏鶏太・宮田重雄 辰野隆 荒正人
田宮虎彦(きつねうどんとたぬきそば)有吉佐和子(砂糖娘の弁)吉田三七雄 河上徹太郎
中谷宇吉郎(母性愛の蟹)扇谷正造 邱永漢 瀧澤敬一(料理道のスーパーチャンピオン)
戸塚文子(望知香)古川緑波(ロッパ食談) 富・金・恒 坂西志保

前号から『好きなもの・嫌いなもの』をのせはじめましたが、
では一体こんなアンケートを出す編集同人はどうであろうとの
投書がありましたので、こゝに白状いたします。
北野桂子。好き・肉るい。嫌い・卵と芋るい。
(かげの声、お芋の嫌いな女の子は、ちとおかしいですぞ)
林みさ子。好き・揚げたてのカキフライ。嫌い・豆腐。
(かげの声、この人と結婚したら今日もカキ明日もカキ)
水野多津子。好き・うどんとビーフ・ステーキ。嫌い・くわいと百合根。
(かげの声、お酒はどうなりますのやら!)
今中善治。好き・湯葉、豆るい。嫌い・ひじき、煮たなす。
(かげの声、おとしはあらそえませんな)
大久保恒次。好き・餅。嫌い・和種のチシャ。
(かげの声、貧乏はさせともないですな)(あまカラ通信より)


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再再入荷 あまカラ 81号 1958年(昭和33年)5月 甘辛社 1300円
B 表紙少ヤケ 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 祇園の名菜 写真・葛西宗誠
装画ー紋様…加藤義明

小島政二郎 三島由紀夫(紐育レストラン案内)
中屋健一 桶谷繁雄 海音寺潮五郎(歓天喜地)
好きなもの嫌いなもの…玉川一郎・佐野繁次郎・円地文子・南博・
倉島竹二郎 戸板康二 小寺健吉 古川緑波(ロッパ食談)石敢当
吉野秀雄 狩野近雄 長田幹彦 富・金・恒
吉田三七雄 邱永漢 岡部冬彦 長谷川伸

御堂筋の銀杏並木にも緑したたる好季節がおとずれました。
「あまカラ」も本号で八十一号にも達しましたが、これも皆々様のお力添えがあらばこそと感佩しております。
さて本号の折込にもございます通り、この度一昨年にならって読者倍加運動をすることにいたしました。
どうかよろしくお願い申します。(あまカラ通信・水野多津子)


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再入荷  あまカラ 82号 1958年(昭和33年)6月 甘辛社 1300円
B 表紙裏表紙少ヨゴレ 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 日本の醤 写真・葛西宗誠
装画ー机辺小品…山内金三郎

小島政二郎 好きなもの嫌いなもの…福島慶子 岡部伊都子 池田潔
小林勇 中島健蔵 行きつけの店…大友・堀口大學
山本健吉(さくら鯛)藤浦洸 長沖一 富・金・恒
石敢当 古川緑波(ロッパ食談) 吉田三七雄
渋澤秀雄(食物誌抄) 津村秀夫 坂口謹一郎 秋山徳蔵
邱永漢 子母澤寛(印旛沼記念)青木正児

読者の倍加運動をお願い致しましたところ、多大の御支援を賜り有難う存じました。
また読者カードにも沢山のお返事を頂き、皆様の忌憚ない御批判をうけたまわって、
まことによい参考になりました。重ねて厚く御礼申し上げます。(あまカラ通信・水野多津子)
読者カードを拝見して、創刊号以来ご愛読くださっている方達が如何に多く、
また一つ一つの記事についても熱心なご意見をお持ちくださっているかに感激してしまいました。
私達も一層奮起して皆様方の御期待に副うべく努力せねばと存じています。(あまカラ通信・林みさ子)*


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再再入荷 あまカラ 83号 1958年(昭和33年)7月 甘辛社 1300円
B 表紙少ヤケ 表紙・裏表紙はし少ソリ 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 宇治茶 写真・葛西宗誠
装画・椅子…加藤義明

小島政二郎 里見ク 谷川徹三(?枝)本多顕彰 朝比奈隆 長谷川春子
益田義信 浜本浩 好きなもの嫌いなもの…高橋邦太郎・小山いと子・北條誠・戸川幸夫
邱永漢 山本直文(ビスキットとカステーラ)長田幹彦 杉靖三郎
吉田三七雄 宮田重雄 尾崎一雄(梅干と蟹)原田康子(北の海の幸)
古川緑波(ロッパ食談)富・金・恒 田中澄江(土を食う)青木正児


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あまカラ 84号 1958年(昭和33年)8月 甘辛社 1300円
B- 表紙角オレあと 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 食用蛙 写真・葛西宗誠
装画ー挽物人形…山内金三郎

小島政二郎 藤澤桓夫 瀧澤敬一(初夏のメニュー)
宮城音弥 井上友一郎 山本嘉次郎
食べず嫌い…岸本水府・徳川夢聲
石敢当 中野実 嘉納穀六 長谷川伸 古川緑波(ロッパ食談)
吉田三七雄 本山荻舟 河竹繁俊 源氏鶏太(だるまようかん)
富・金・恒 戸板康二 邱永漢 青木正兒 **


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再再入荷 あまカラ 85号 1958年(昭和33年)9月 甘辛社 1300円
B 表紙角、少オレ 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 大徳寺納豆 写真・葛西宗誠
装画ー野菜…加藤義明

小島政二郎 中里恒子 魚返善雄 八代幸雄 今東光
池田彌三郎(らくがき)邱永漢 山本嘉次郎 古川緑波(ロッパ食談)
高木四郎 岡部伊都子 竹中郁 杉浦幸雄 田中利一
角田猛 戸塚文子(ワイキキ・サンド)村井米子
富・金・恒 杉靖三郎 吉田三七雄 徳川夢聲 青木正兒 *


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再々入荷分、品切れ あまカラ 86号 1958年(昭和33年)10月 甘辛社 1300円
B 表紙角、少オレ 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ やうじ 写真・葛西宗誠
装画ー茶器…山内金三郎

小島政二郎 村松梢風 富田常雄 秋山徳蔵 邱永漢
食べず嫌い…名取洋之助・長谷川かな女 竹中郁
岡部伊都子 高木四郎 古川緑波(ロッパ食談)八代幸雄
小竹文夫 富・金・恒 戸塚文子(ワッフルと私)吉田三七雄
森田たま(無為徒食)長田幹彦 吉田智子 青木正兒 宇井無愁


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あまカラ 87号 1958年(昭和33年)11月 甘辛社 1300円
B- 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 松坂牛 写真・葛西宗誠
装画ーはし(橋)…加藤義明

小島政二郎 平林たい子(スイスの水たき)渋沢秀雄
鍋井克之 福島繁太郎 波多野勤子 吉田健一(三楽)
杉靖三郎 竹中郁 古川緑波(ロッパ食談) 岡部伊都子
高木四郎 八代幸雄 倉島竹二郎 角田喜久雄
串田孫一(食卓への願い)邱永漢 富・金・恒
戸塚文子(熱犬会)吉田三七雄 吉田智子 石山賢吉 **


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あまカラ 88号 1958年(昭和33年)12月 甘辛社 1300円
B- 表紙少ヨゴレ 当時の定価50円

写真ページ テレビ料理 写真・葛西宗誠
装画ーつばめに乗って…山内金三郎

小島政二郎 鍋井克之 吉田健一(三楽)
壷井栄(栄養失調)永沢規矩也 富・金・恒 山本直文
食べず嫌い…小絲源太郎・子母澤寛 邱永漢 狩野近雄
古川緑波(ロッパ食談) 高木四郎 岡部伊都子 竹中郁
草野心平(私の空想料理)戸塚文子(ニュー・オーリンズのカキ)
吉田三七雄 吉田智子 清水雅 浅井弥七郎 三益愛子

いっさいの広告を排している『暮しの手帖』の在り方はスガスガしいが、
本誌『あまカラ』もまた「うちは絶対にエエ!と思うとこやないと、受けつけへんことにしてます」
と毅然たる態度を貫いている。全然のせないことも立派だが、とくに良心的なすぐれたものの広告だけを
扱うことは、よりむつかしいことかもしれない。それが水野さんの心意気だ。
広告申込みを断るのに、ひと仕事ある現状らしい。(岡部伊都子)**


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あまカラ 89号 1959年(昭和34年)1月 甘辛社 1300円
B- 小口ヤケ 当時の定価50円

写真ページ 奈良漬 写真・葛西宗誠
装画ー写生帖から…山内金三郎 表紙ー乾山の皿より

小島政二郎 尾崎一雄(買出し時代)石垣綾子 瀧沢敬一(パン・米・乳・酒)
濱本浩 狩野近雄 菊村到(空腹ということ)岡部冬彦
古川緑波(ロッパ食談) 高木四郎 岡部伊都子 竹中郁
伊志井寛 北條誠 鍋井克之 邱永漢 長田幹彦 魚返善雄
吉田健一(三楽)富・金・恒 杉靖三郎 戸塚文子(レストラン・ストックホルム)
吉田三七雄 私の空想料理…阿川弘之・池田潔

“あまカラ”誌も、おかげさまで、もう八度目のお正月ですが、
今年は編集方針を一新して、なお一層喜んでいただける雑誌を作りたいと
意気ごんでおりますゆえ、何卒よろしくお願い申し上げます。
…六十八回の長きにわたり御執筆いただきました「ロッパ食談」は、この辺で一ト息入れたいとの
先生の御意向により、次回から一時お休みにいたします。すっかりおなじみになったロッパ食談が、
休載されますことはなんともさびしい限りですが、次の機会をお待ちくださいませ。(あまカラ通信)**


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あまカラ 14号〜20号〜30号〜40号〜
50号〜60号〜70号〜・80号〜・90号〜
100号〜110号〜120号〜130号〜140号〜
150号〜160号〜170号〜180号〜190号〜続200号・終刊号





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