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小学生全集
初級用
・上級用
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小学生全集 上級用 第31巻 曽我物語・忠臣蔵物語 菊池寛・著
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
1500円
B− 表紙オレすじ・僅か裂け 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
表紙・見返し 服部有恒 扉・口絵 岩田正巳 カット・海野精光
挿画 石井滴水(曽我物語)太田義一(忠臣蔵物語)
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品切れ
小学生全集 上級用 第35巻 外国歴史物語 今井登志喜・著
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1500円
B− 表紙角僅かイタミ 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
装丁・幡恒春 扉・海野精光
挿画・早川桂太郎 松下春雄 浅野碌耳 齋藤春久 清原重以知
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品切れ
小学生全集 上級用 第37巻 日本偉人伝・上 菊池寛・編
興文社 文藝春秋社 1927年(昭和2年)
1200円
B− 表紙から巻頭あたり小口寄り少イタミ
装丁・口絵 南薫造
カット 海野精光
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小学生全集 上級用 第38巻 日本偉人伝・下 菊池寛・著
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1200円
B− 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ 表紙に少切れ目
装丁・安宅安五郎
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品切れ
小学生全集 上級用 第41巻 美術と図画 中川紀元
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1400円
B− 表紙角、僅かイタミ 見返し角少破れ 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
装丁・東郷青児
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品切れ
小学生全集 上級用 第45巻 少年探偵譚 菊池寛・訳
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1500円
C+ 表紙オレすじ 見返し・扉シワ 本文少角オレ裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
装丁・初山滋 口絵・江森盛八郎 道岡敏
挿画 今村のぶを 江森盛八郎 道岡敏
奇巖城ーモーリス・ルブラン 地下鉄サムーマツカレー 古城の怪宝ーコーナン・ドイル
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品切れ
小学生全集 上級用 第48巻 日本童謡集 西條八十・著
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
2200円
C+ 表紙・裏表紙・小口・口絵ほか円状のシミ 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
装丁・口絵 初山滋
挿画・カット 伊藤孝 一木ク 岩岡とも枝 初山滋 岡本帰一 小笠原寛二 川上四郎
川上千里 加藤まさを 河目悌二 海野精光 清原齊 道岡敏 清水義雄 平澤文吉 平賀輝彦
童謡作家 ロバート・ルイス・スティブンスン 濱田廣介 初山滋
若山牧水 加藤まさを 金子みすゞ 竹久夢二 ウォーター・デ・ラ・メーヤ
野口雨情 熊田精華 柳澤健 山村暮鳥 アルフレッド・テニスン 西條八十
佐藤八郎(サトウ・ハチロー)三木露風 水谷まさる 薄田泣菫 ほか
「やつとこれで、初級用と上級用と二冊の「日本童謡集」がまとまりましたから、
みなさんのお目にかけます。どうぞゆつくりお読み下さい。そして精いつぱいうたつて下さい。
童謡といふものはどんなものか、それは言はずとも、もうみなさんがとつくにご存知でせう。
(中略)私はこの本の中に(その)三通りの童謡の出来るだけいゝものを拾つて入れました。
その中でも今の日本の詩人たちの謡をいちばんたくさん入れました。
と、云ふのは、こんなにおほぜいのすぐれた詩人たちが、わざわざ子供たちのために、
気をそろへて謡を書いたと言ふためしは、ほかの國のどこにも見られない、
ほんたうに日本だけのうれしい話だからです」
(西條八十「日本童謡集」を読む小さい人たちへ より)
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再入荷分、品切れ
小学生全集 上級用 第52巻 小公女 菊池寛
興文社 文藝春秋社 1927年(昭和2年)
1800円
C 経年相応のイタミ 小口底から裏表紙にかけて背と同じ色の?シミ 裏表紙に落書き 中ページオレ 当時35銭
装幀・口絵 加藤まさを 挿画・岡本帰一
70年以上前の児童書です。
「小公子」は、貧乏な少年が、一躍イギリスの貴族の子になるのにひきかへて、
比の「小公女は、金持の少女が、ふいに無一物の孤児になることを書いています。
しかし、強い正しい心を持っている少年少女は、どんな境遇にいても、敢然としてその正しさを曲げない、
ということを、バァネット女史は両面から書いて見せたに過ぎないのです。」(菊池寛 はしがきより)
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再入荷分、品切れ
小学生全集 上級用 第53巻 クオレ 菊池寛・訳
興文社 文藝春秋社 1927年(昭和2年)
2300円
B− 見返し少イタミ 小口ヤケ・シミ
表紙と扉・田中良 口絵・加藤まさを 見返し・海野精光
挿画 富田千秋 谷洗馬 加藤まさを 海野精光
背文字・渡邊新三郎
『クオレ』は少年読物として、世界中を通じての傑作であると思ってゐる。
殊に形式は、小学生の日記体とし、教室に於ける先生と生徒との交渉、生徒同士の交際を描き、
その中に人間としてのあらゆる美徳、小学生としてのあらゆる道徳を教へんとしてゐる。
殊に、友情、正義等の教訓については、微に入り細を穿ってゐる。
小学生の人格的基礎を築くに、この書ぐらゐ適当した本はないと思ふ。
その上、『月次物語』は、その題材の深刻なる、描写の巧妙なる、
少年少女文学の傑作として推薦してもいゝと思ふ。
月次物語中の『少年哨兵』の話の如き、予は幼児一読して以来、三十年間、なほ忘れがたき感銘を残してゐる。
(菊池 寛 はしがき 父兄へ より)
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再入荷
小学生全集 上級用 第54巻 家なき子 菊池寛
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
2000円
C 経年相応のイタミ 表紙オレすじ・はし僅かに裂け目 見返し・本文の角に僅かオレすじ 当時35銭
装幀・口絵 林唯一 挿画・河目悌二 背文字・渡邊新三郎
70年以上前の児童書です。
原作は1878年(明治11年)、フランスのエクトル・アンリ・マロによる "Sans Famille"。
不幸な境遇にめげず、明るく前向きにがんばる少女の旅路を描いています。
フランスでの発売時、わずか一年ほどの間に17刷も版を重ね、欧米各国で広く読まれました。
日本で初めて紹介されたのは1903年(明治36年)。
当時、小学生だった宮沢賢治が教師に読み聞かされ、感銘を受けたことでも有名。
1911年(明治44年)には大阪毎日新聞で菊池幽芳が「家なき児」という題名で訳し、以後、この題が定着。
その後も、いろいろな人の手になる訳で単行本が出版されました。
本書は、小学生全集のひとつとして菊池寛がコンパクトにまとめた「家なき子」。
日本で完訳が登場したのは、1939(昭和14)年、津田穣訳「サン・ファミーユ――家なき児」(岩波文庫)でのことでした。
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品切れ
小学生全集 上級用 第55巻 家なき娘 菊池寛・訳
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
1700円
B− 口絵の余白部、少し裂け 本文少イタミ
装丁・加藤まさを 挿画・浅野碌耳 カット・海野精光
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品切れ
小学生全集 上級用 第60巻 海の科学・東道太郎 陸の科学・辻村太郎
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
1200円
B− 背シミ 表紙はじ、少し裂け(欠損なし)後ろ見返しオレすじ 本文少イタミ
装丁・桑重儀一 扉・海野精光
挿画・東道太郎 辻村太郎 浅間公介
「此の『海の科学・陸の科学』は、小学生の皆様にはきつと少しむづかしいと思ひます。
さういふ話は、今度の此の本ばかりでなく、今までの本でも幾度かきいたことなのですが、
科学ものの本がむづかしいのは、どうも仕方がないと思ひます。
けれども、先生方は大変骨を折つて、一生懸命に判るよやうに書いてゐられるのですから、
落着いて、最初からしつかり読んで下さる方達には、きつとよく判ると信じてゐます」(編集部? おたより より)
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品切れ
小学生全集 上級用 第62巻 天文の話・鉱物の話 理学博士・山本一清 脇水鐵五郎
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1200円
B− 表紙オレじわ 見返し・本文角少オレ 本文少イタミ 印
装丁・細木原青起 挿図 中野修二 明石精一 道岡敏 江森盛八郎
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品切れ
小学生全集 上級用 第63巻 子供動物植物学 理学博士・石川千代松 林学博士・上原敬二
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1500円
B− 本文角少オレ 本文少イタミ
装丁・海野精光 中扉・明石精一
挿画 海野精光 江森盛八郎 明石精一
佐原包吉 水島南平 三國久
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小学生全集 上級用 第65巻 鳥物語・三鷹信輔 花物語・牧野富太郎
興文社 文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1500円
B− 見返し角オレすじ 裏表紙・見返し・小口ほかヤケ・シミ
装丁・川端龍子
口絵 三國久 浅野碌耳 海野精光
挿画 鷹司信輔 牧野富太郎 江森盛八郎
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NEW
小学生全集 上級用 第66巻 園藝と小家畜 千葉敬止・著
興文社 文藝春秋社 1928年(昭和3年)
800円
C 表紙・見返しオレじわ 裏表紙・後ろ見返しに角破れ(一部欠損)本文イタミ 印
装丁・辻永 口絵・土屋頼子 挿画・明石精一 川原香雨 杉雄二 海野精光
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再再入荷分、品切れ
小学生全集 上級用 第67巻 音楽の話と唱歌集 兼常清佐・著
興文社 文藝春秋社 1927年(昭和2年)
1800円
C 表紙底から小口底、背表紙の底にかけて背と同じ色の?シミ
表紙・見返し 村山知義 扉・道岡敏 挿画・カット 海野精光 道岡敏 清原重以知
扉をあけると「天皇陛下 皇后陛下 天覧台覧の光栄を賜はる」で始まり、各宮家の名前もあげられています。
「音楽の事を本で話すのは、つまり鰻めしの前で鰻の講釈をする様なものである。
然し諸君! 諸君は若い盛りである。諸君は物を知りたい盛りである。
鰻めしのまづいうまいはどうでもいい。とにかく鰻が何であるか、飯が何であるかを知りたいと思ふであらう。
私が諸君ぐらいの年には確かにさうであった。何でも物を知るという事は
非常に愉快である。そして音楽の話もそれと同じ事である」と著者。
日本の音楽の話(宮中の音楽 武家の音楽 民衆の音楽 民謡)西洋音楽の話
(民謡 芸術的な歌 楽器の話)音楽家の話 楽曲集の解説 唱歌集(譜面がおさめられています。
越天楽 京の四季 子守唄 今様 荒城の月 空色うすき 小川の岸辺 マルセーユの歌 サンタルチア 菩提樹 ロマンツェ 月光の曲)
なにぶん70年以上前の本ですのでイタミはございますが、当時の本のフンイキ、
TOMこと村山知義さんの表紙など、ごゆるりと味わってください。
204ページ+唱歌集
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品切れ
小学生全集 上級用 第71巻 発明発見物語
文藝春秋社 1929年(昭和4年)
1500円
B− 表紙角オレ・シミ 経年相応のイタミ
装丁・口絵 有坂?(金に召、以下同じ)蔵
発明発見の初め、食物、住居、衣服、火(火の起し方)、マッチ、灯火、火薬、農業、
近世の発明、動力、船舶、飛行機・飛行船、気球、通信、運輸、時計…
「私は皆さんが学校で勉強をされる傍(かたはら)、ここに申し上げたやうな心持で研究せられて、
他日世界の大恩人である大発明家になられることを、希望する次第であります」
(東京帝国大学名誉教授 海軍造兵中将工学博士 有坂?蔵)
最初のミシン機械、ゼットランド人使用のほら貝カンテラ、気球や飛行船…。
こういった児童書を読んで、夢描いた少年少女がいたことでしょうね。
皆さんが、お待ち兼ねの「発明発見物語」を、やうやくお目にかけることが出来ました。
著者の有坂?蔵先生は、お忙しい御自分のすべてのお仕事をさしおかれて、
専心四ヶ月の間、この本を書くことに、没頭して下さいました。
それは先生が冒頭の「はしがき」にもいはれてゐるやうに、将来の我が日本を背負ふて立つ
皆さんの中から、一人でも多く他日世界の大恩人として仰がれる大発明家が出て、
ますます我が国威を世界に輝し、又世界の人々を益するやるにとの、心願からであります。
それで先生は、本の一切のことを人手をわずらはさずに、表紙、見返し、扉、口絵、
挿画まで全部御自分で書かれました。一人でやられたといふことは、「小学生全集」
はじまって以来、まだ一度もないことであります。これで見ても、どんなに先生が
皆さんのためを思って下されたかが、お分りになりませう。
先生は考古学の大家で、又世界に有名な大砲の発明者であります。…
(おたより より。編集側の言葉かと思われます)
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品切れ
小学生全集 上級用 第85巻 小学趣味読本 小学生全集編集部編
文藝春秋社 1929年(昭和4年)
2200円
B− 表紙角オレ・シミ 経年相応のイタミ
装丁・口絵 海野精光
挿画 海野精光 藤田慎治 道岡敏
花言葉の話 切手言葉 唱歌の話 趣味の刺繍 文章の書き方 やさしい毛糸編物
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