● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
それいゆ |
---|
それいゆ 創刊号〜15号・16号〜30号・31号〜45号・46号〜63号・
ひまわり・ジュニアそれいゆ・それいゆ臨時増刊・中原淳一 その他
戦後まもない1946年、食うや食わずやのころ、いち早く女性に心豊かな暮しを提案してきた雑誌。
「太陽の子ソレイユ。英語で言へばサン・フラワー、日本語ではヒマワリ。
気高く強く美しくと花言葉もそのままに。
夢と憧れをこめて、フランス語でソレイユと名付けました。
新しい表現と、高い知性を求めて、太陽に向って咲くーーソレイユ」(ソレイユ 創刊2号より)
中原淳一は当時33歳。彼自身への願いも込めて命名したかのように思えてなりません。
1946年8月、真っ赤な表紙で登場した創刊号。人々の乾いた心を潤すに充分なハイレベルな内容でした。
第1号がまたたく間に売れたため、「ヒマワリ社」(のちに、ひまわり社と改名)を会社組織にして規模拡大。
以後、年3〜4回発行。1956年8月の39号から隔月刊に。
中原淳一が病床に伏したこともあり1960年夏 62号で季刊に戻りましたが、
同年63号まで、丁寧な雑誌作りが重ねられていきました。
ファッションのデザインから、手作りアイディア、芸能人の衣裳や横顔、
文学や音楽など教養ものの記事まで、充実の内容。
暮しの手帖、FAIR LADY、Olive…それいゆの影響を受けていない女性誌はないと言っても過言ではないでしょう。
ファッション業界においても影響を受けたと明言するデザイナーが多いこと。
毎号、企画を練り、さまざまな人を起用(人選がすごい)してページ構成をたてていく中原淳一の編集手腕が光っています。
今読んでも心躍る記事が多いです。リアルタイムで読んできた人たちが羨ましくなります。
サイズはいずれも 天地17.6センチ×左右21センチ
それいゆ 創刊号〜15号・16号〜30号・31号〜45号・46号〜63号・
ひまわり・ジュニアそれいゆ・それいゆ臨時増刊・中原淳一 その他
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●