古本 海ねこ トップページへ戻る

a Little Golden Books リトルゴールデンブックス

型抜き絵本 A Golden Shape Book大判 ア・ビッグ・ゴールデン・ブック
40年代50年代のリトルゴールデンブックス50年代60年代のリトルゴールデンブックス
40年代50年代のリトルゴールデンブックス60年代のリトルゴールデンブックス
Richard ScarryEloise Wilkin(エロイス・ウィルキン)
ねこもの・動物もの その1・ディズニー
バンダイのゴールデンブック(日本語版)



古いものは経年相応のイタミがございます。どうぞご了承ください。
サイズは、いずれも天地20.1センチ×左右16.7センチ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

the POKY LITTLE PUPPY(トロトロ子犬)

JANNETE SEBRING LOWREY illutrated by Gustaf Tenggren
#303-62 A GOLDEN BOOK NY 1942年 Western Publishing Company,Inc
Copyright renewed 1970 70年改定の13刷 おそらく70年代後半から80年代前半ごろのプリントと思われます
1200円
B 表紙角イタミ 記名あり 扉うすく落書き

1942年、リトルゴールデンブックが12冊でスタートした当時からずっと人気。
今日なお大人気で、実に60年以上、愛され続けてきたロングベストセラー作品です。

5匹の子犬がフェンスの下を掘って、表に出かけます。
草地を横切り、橋を渡り、丘の上へ行くと、あれ、4匹、足りません。
みんなが丘の上からあたりを見渡したところ、トロトロ子犬ひとり、丘の違う側を下っていて、
ひとりクンクン土のにおいをかぎながら、グルグル駆け回っています。
「何だろ? 何してるの?」みんな急いで駆けていったら「何か、いいにおいがするんだ」とトロトロ子犬。
なんとおいしそうなライス・プディングのにおいがするではありませんか。
みんな、急におなかが空いたのを思い出して、急いで家にダッシュ。
ところが、ママ犬は「フェンスの下を掘るなんて!
ライス・プディングはおあずけよ!」とカンカン。
みんなぐっすり眠ったあと、ライス・プディングをペロリいただいたトロトロ子犬でした。
翌朝「フェンスの下を掘らない!」と注意書きがありましたが、そんなのへっちゃら。
また表の世界へぐんぐん出かけていく子犬たち。またしても、1匹だけ別行動のトロトロ子犬でしたが、
今度はなんとイチゴを見つけてしまいました。イチゴのショートケーキを思い出すと、
おなかがペコペコ。一目散で家へダッシュしますが、ママはもうカンカンです。

ママに叱られても叱られても、こりずに表へ出かけていく子犬たち。
世界は広くて、面白いものがいっぱい。希望を胸に生を謳歌しはじめた
ばかりの子犬たちがイキイキ描かれています。

それにしても、アメリカの絵本では、犬やねこがイチゴに興奮! といった描写が見られますが、
イチゴ=子どもの大好物、といったイメージなのでしょうか。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

the POKY LITTLE PUPPY(トロトロ子犬)

品切れ JANNETE SEBRING LOWREY illutrated by Gustaf Tenggren
GOLDEN PRESS SYDNEY 1973年
1400円
B 表紙キズ 裏見返しイタミ 本文はじ少よごれ

リトルゴールデンブックはアメリカのみならず、各国で翻訳出版されています。
これはオーストラリアで出版された英語版。

上や下で紹介している版よりずっと色に深みがあります。
60年代から70年代前半ごろの印刷技術はこれほど美しい色が出せたのですよね。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

the POKY LITTLE PUPPY(トロトロ子犬)

品切れ JANNETE SEBRING LOWREY illutrated by Gustaf Tenggren
A GOLDEN BOOK NY 1942年
renewed 1970 Golden Books Publishing Company,Inc.91年 6刷か7刷
800円
B+

これは91年以降の、比較的新しい版です。状態良好。
24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Jolly Barnyard(ジョリー農園で)

Annie North Bedford Pictures by Tibor Gergely(ティボル・ゲルゲイ)
#67  GOLDEN PRESS 1950年 Western Publishing Company,Inc
Twelfth Printing,1975 75年の12刷
1500円
B 表紙角イタミ 表紙・扉 値札はがしあと 本文少イタミ

78年に改定され、2冊下でご紹介した“The Happy Farm Animals”とタイトルが変更に。
現在はまた“The Jolly Barnyard” というタイトルで、書体・文字色の異なる版になって今なお人気です。
実に60年以上もの間、ずっと愛され続けてきた大ロングベストセラー絵本。

農夫のブラウンさんは「今日はわしの誕生日だよ」と
ゴキゲンで農場の動物たちにたっぷりと食事をあげていきます。
ブラウンさんが農場をあとにしたころ、動物たちは「親切なブラウンさんの誕生日。
何かプレゼントできるものはないかな」と相談します。
馬は「私らは、ブラウンさんを乗せて道をスムースに走ろう。けっしてガタつかないように」と言い合います。
牝牛が「私はミルクをたっぷりプレゼントするわ」というと、「私もいつかそうする」と子牛。
羊は「私たちは彼にあったかでフカフカのウールをあげよう」といい、
七面鳥は「感謝祭のテーブルを華やかにしてあげましょう」と(これって食べてってこと?)
「私は卵をあげる」「わしは朝、起こしてあげよう」とニワトリたち。
ねこは「ねずみをとる!」といい、子猫は「僕ら、いいハンターだからね」と。
ブラウンさんの家では奥さんがきれいなケーキを用意して、とってもハッピーな誕生日になりました。

24ページ。

中ページを見る

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Jolly Barnyard(ジョリー農園で)

Annie North Bedford Pictures by Tibor Gergely(ティボル・ゲルゲイ)
#303-32 GOLDEN PRESS 1950年 Western Publishing Company,Inc
17th Printing,1981 81年の17刷
1500円
B 経年の割にVeri Good-Fine Condtion 表紙角イタミ 記名してある上に紙貼り 当時の定価89¢

ティボル・ゲルゲイ(1900年〜78年)はハンガリー・ブタペスト生まれ。
ウィーンで美術を学んだのち、ウィーン・マリオネット劇場でマリオネットのデザイナー兼舞台美術を担当。
のちに、ハンガリー、オーストリア、ドイツの雑誌にイラストを描いて、専業の画家に。
1939年、アメリカ合衆国へ移住。広告や子どもの本のイラストを手がけました。
絵本多数。55年“Wheel on the Chimney”(マーガレット・ワイズ・ブラウン文)でコルデコット・オナー賞。
日本語版は「それいけ しょうぼうしゃ」(講談社)など。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Happy Farm Animals(しあわせな農園の動物たち)

Annie North Bedford Pictures by Tibor Gergely(ティボル・ゲルゲイ)
#200-54 GOLDEN PRESS 1950年 Western Publishing Company,Inc
Copyright renewed 1978. 78年改定版の2刷
1400円
B 表紙・裏表紙、はがれあと

Original published under the title The Jolly Barnyard

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Saggy Baggy ELEPHANT(タルタル ゾウさん)

BY K.&B.JACKSON  Illustrated by GustafTenggren
#201-88 A GOLDEN BOOK NY 1947年 Western Publishing Company,Inc
Copyright renewed 1974.22刷  おそらく70年代後半から80年代前半のプリントと思われます
900円
B+ 本文少オレ

子ゾウのSookiがジャングルで踊っていました。
彼は自分のダンスがすばらしい、とくに「1、2、3」とキックするのが最高と信じて、自信たっぷり。
でも、ドスドス踊るたび、ジャングルはものすごい振動でした。
あるときオウムに「どうしてそんなにジャングルを揺さぶるのかい?
アンタみたいなゾウ、見たことがない。いったい何もの?」とあざ笑われてしまいます。
ついに「ダブダブのでぶっちょ」と言われてしまうのです。
ダンサー気取りだった子ゾウも、自分の皮がタルタルだと気づいてガックリ。
そこへ通りかかったトラは美しく、ボディーもきゅっと引き締まっているのに…。
「トラさん、どうしたらそんなふうに素敵なボディーになれるの?」
自信喪失のあげく空腹のライオンに食べられそうになり、もう自分はおしまいかも
と観念したところ、現れたのはゾウの仲間たちでした。

自分がゾウであることを誇りにして、楽しくやっていこうよ。
他民族国家であるアメリカならではの絵本かなとも思います。
最後のほう、大人のゾウたちと「1、2、3」と楽しそうにダンスをするシーンが愉快。
「The Poky Little Puppy」と同じGustaf Tenggrenのイラスト。
戦後すぐから今日に至るまで長く愛されている、ロングベストセラーの絵本です。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

Baby Animals(ベビー・アニマルズ)

品切れ Garth Williams(ガース・ウィリアムズ)
#304-70 A GOLDEN BOOK NY 1956年 1952年 Western Publishing Company,Inc
13刷 70年代後半から80年代はじめのプリントと思われます
1600円
B 記名あり

赤ちゃんくまは丸まって自分のつま先を持っています。
彼は子どもたちを笑わせたくて、サーカスのスターになるのが夢なんです。
赤ちゃんリスは小さないとこのシマリスが木の枝で忙しそうなのに遭遇。
赤ちゃんシマリスは木の実を食べて、ほっぺたをふくらませています。
どちらも木の実が好物なんです。
赤ちゃんヒツジは丘の芝生で跳ねています。だって春。
ぽかぽかの太陽を浴びたら、だれもが踊りたくなりますよね。
スカンク、ライオン、トラ、キリン、サル、オランウータン、
カンガルー、コアラ、ウサギ、アナグマ、ラクダ、フクロウ…
いろんな動物の赤ちゃんの様子が温かいタッチで描かれています。

みんなみんな生きてるんですよね。
ガース・ウィリアムズの描く動物は、みーんな優しい目をしています。
こういう絵本を開くと、お母さんに抱っこされた子どもって
こんな安心感に包まれるのだろうなと思います。

22ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

Three Bedtime Stories(3つのベッドタイム・ストーリー)

品切れ Pictures by Garth Williams(ガース・ウィリアムズ)
#311-33 GOLDEN PRESS 1958年 Western Publishing Company,Inc
19th Printing,1981 81年の19刷
1600円
Bー 表紙スレ 本文角オレ・ヤケ・少ヨゴレ

“The Three Bears”“The Three Little Kittens”“The Three Little Pigs”の3篇。
“The Three Bears”はロシア民話でおなじみ「3びきのくま」。
多くの画家によって描かれて、さまざまな絵本がありますね。
森の中をさまよった少女がくまの家に入り込んで…。
“The Three Little Kittens”は3びきの子ねこが手袋をなくして「ママ、手袋がないよー」と泣きます。
ママは「手袋なくしたの? パイはおあずけ」と叱られて…。
やっと手袋を見つけたのでパイをむしゃむしゃ。おいしそう。
マザーグースの“three little kittens”の歌をベースにした作品。
“The Three Little Pigs”は、おなじみ「3匹のこぶた」。

1冊で3つのお話が楽しめる本。
ガース・ウィリアムズの描く動物は、ふわっふわした毛や体温まで伝わってくるよう。
ぬくもりを感じさせます。ページを開けば、いつもここに穏やかな世界があるんですよね。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Golden Book Egg Book(エッグ・ブック)

品切れ By Margaret Wise Brown(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
Pictures by Lilian Obligado(リリアン・オブリガード)

#307-69 A GOLDEN BOOK NY 1962年、1947年 Western Publishing Company,Inc
Copyright renewed 1975.75年改定版の18刷
おそらく70年代後半から80年代前半のプリントだと思われます
1600円
B 表紙角少イタミ 表紙はがれあと

あるところに小さなウサギがいました。彼はひとりぼっちでした。
ある日、卵を見つけます。中で何か動いている音がして…。
卵の中にはどんな生き物がいるんだろう?
知りたくて知りたくて、卵を揺らしたり、足で押したり、上に飛び乗ってみたり。
ついには木の上から木の実をぶつけてみたり、丘を転がして落としてみたり。
それでも卵は割れません。
待ちくたびれて熟睡してしまったそのとき、卵から孵ったのはアヒルでした。
実はアヒルの子も卵の中で、自分がひとりぼっちだとばかり思い込んでいました。
ところが、そこには眠りこんでいるウサギが。
目を覚まして欲しくて、アヒルの子は眠りこけているウサギを足で押したり、上に飛び乗ってみたり、
丘を転がしてみたり(ウサギが卵にしたのと同じことをするんです)。
ウサギもアヒルも自分がひとりではないことを知って…。

自分ひとりじゃない…。ノーマルな展開ではあるのですが、
マーガレット・ワイズ・ブラウンのお話と
リリアン・オブリガードの絵がもたらす温かみにきゅんときます。
リリアン・オブリガードは、シャーロット・ゾロトウほか多数の絵本を手がけています。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

cover

The Poky Little Puppy's Naughty Day(トロトロ子犬のいたずら)

Story and pictures by Jean Chandler(ジーン・チャンドラー)
#303-57 A GOLDEN BOOK NY 1985年 Western Publishing Company,Inc
6刷 おそらく80年代後半のプリントと思われます
900円
B+ 記名あり

4匹の子犬が早起き。みんな、今日が特別な日になるってわかっていました。
おばあちゃんちへ行くのです。4匹は朝食後、さっそく遊びます。
トロトロ子犬はお寝坊はするわ、ごはんの器をひっくり返すわ、出窓の鉢を落とすわ。
あらあら、ママ犬におとなしくしているように言われてしまいます。
表で遊ぶ兄弟姉妹を見て、自分も外に出たくてしょうがないのに。
ようやくママ犬に「表に出て遊んでもいいわよ。でも、よごさないでね。
今日はおばあちゃんちに行くから」と言われたけど…。
兄弟姉妹の中でも特別にイタズラっ子で、ドジなトロトロ子犬。
みんなでおばあちゃんちへ出かけて、さて、どうなるでしょうか。

ジーン・チャンドラーは旅が好きで、ヨーロッパの4か国で暮らしました。
絵本はじめ著作多数。
低所得層の子どもの読み書き能力と、それを伸ばすための家族や学校の関係を調査。
保育園を設立し、下は1歳半から上は85歳までの生徒を教えた経験も。
教育活動に熱心で、エディーターとしても活動。大変多彩な女性です。

24ページ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

型抜き絵本 A Golden Shape Book大判 ア・ビッグ・ゴールデン・ブック
40年代50年代のリトルゴールデンブックス50年代60年代のリトルゴールデンブックス
Richard ScarryEloise Wilkin
ねこもの・動物もの その1・ディズニー
バンダイのゴールデンブック(日本語版)



古本 海ねこ トップページへ戻る