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谷川俊太郎の世界へ…
詩集から絵本まで…


谷川俊太郎 入り口詩集
子どものための本ー絵本・児童書
エッセイ・対談集・写真集・ビデオ・雑誌


■谷川俊太郎 エッセイ・対談集・写真集・ビデオ・雑誌■


cover散文 谷川俊太郎
晶文社 72年 重 700円 B 少ヤケ カバー少ヨゴレ・オレ、見返し一部キズ 書き込み1か所 定価1200円

旅 季節 聴く 見る 思う 言葉…主題も執筆時期も実にまちまちな散文たち。
1冊の本として成立するのかどうかおぼつかなく、何度か出版を断念。しかし、自分の書き物をふり返ってみる必要を感じて編んだもの。
72年、当時40歳過ぎだった著者は、どんな文章を書いているでしょう。
文庫もありますが、72年刊行当時の味わいをどうぞ。
ハードカバー サイズ天地19.3センチ×左右13.3センチ



cover品切れ 対談 谷川俊太郎
すばる書房 74年11月 75年11月の新装版初版
1100円 B カバー少ヨゴレ 小口シミ 当時の定価1400円

装幀・装画・レイアウト 渋川育由
谷川徹三と 石原慎太郎と 大岡信と 山本太郎と ふたたび父と 有馬敲と
武満徹と 元永定正と 湯浅譲二と 畑有三さんと 外山滋比古さんと
鮎川信夫さんと アン・ヘリングさんと 三上寛と 今江祥智と
ハードカバー サイズ天地19センチ×左右13センチ



cover品切れ 谷川俊太郎の[現代詩相談室]
角川書店 80年2月
700円 B カバー少やぶれ・イタミ 帯あり(少スレ) 当時の定価990円

装幀・レイアウト 勝井三雄
詩を書く、詩を書いてしまった、詩を書こうとしている、詩を読むのが好きな、詩に興味もってる、
そして、詩なんか嫌いな、若き人々のための、ユニークな現代詩入門(帯より)
ソフトカバー サイズ天地21センチ×左右15センチ



cover品切れ SOLO 谷川俊太郎
ダゲレオ出版 82年4月・初
1400円 B 見返しシミ 当時の定価1235円

装幀・安野光雅
1昨年の秋から、東京の盛り場の近くに、部屋をひとつ借りた。
独房にも似た小さなワンルームだが、独房とちがって出入りは自由で、
窓から外の世界も見える。
…その部屋で私はひとりであり、同時にひとりではない。
ひとりで生活する人が増えているという。
私には他にまだ家があり、そこには血のつながった人々と
2匹の犬がいて、私を待っている。
だが私にはそこが帰るべき所かどうかよく分からない。
時折、得体のしれぬ感情に襲われるが、そんな感情もまた、
私を生かすエネルギーのひとつの表れなのだろうか。
…そんな感情はとれない(とれない、に傍注点)、現像もできない。
写真は余りにも明快な輪郭と光と陰で、いつも私を裏切る。
…電話器も、灰皿も、私の手もたしかにそこに在る。
だが、私は果してそこに居るのか、と思う。(あとがきより)
ソフトカバー サイズ天地14.9センチ×左右22.2センチ



cover品切れ 文庫 ショートショート集 ぺ 谷川俊太郎
講談社文庫 82年9月 86年4月の6刷
350円 B 当時の定価320円

ぺとはなにか? 食べ物、道具? 天使、野兎? 卓抜なアイディアと詩人の言葉が拓く小宇宙。
「花の掟」「堕ちた男」「エデンの園」「緑色の蝶」等、
意外な展開と絶妙の結末がしかけられた23編のショートショート集。(カバーより)



cover品切れ 文庫 アルファベット26講 谷川俊太郎
中公文庫 86年8月・初
400円 B 当時の定価280円

カバー・和田誠
ABC26文字から、D−dream,E−earth,F−fish…というふうに、
詩人の豊かな感性がことばを選び出す。
そしてそこから紙面いっぱいに、自由な思索とイメージが拡がってゆく…(カバーより)

この「アルファベット26講」は、ぼくが二十代の終りの日々、正確にいうと一九六一年の六月から十二月にかけて、
<スチューデント・タイムズ>という若い人むけの英字新聞に日本語で(!)連載したもので、
翌年実業之日本社から出た『アダムとイブの対話』におさめられました。二十年をへた今、読み返してみると、
自分の生活のしかたや考えかたがずいぶん変っていることに気づきます。
我ながら馬鹿だなあ、幼いなあと思うところも多々あります。
と同時に、ちっとも変っていない自分を発見して呆れてしまうところもある。
このころの自分の今の自分は、アンドでつながっているとともに、
アンドも要らないくらい深く同じ自分でもあるようです。(& より)



cover品切れ 文庫 写真集 50本の木 丹地保堯 詩・谷川俊太郎
ちくま文庫 90年6月 95年9月の4刷
400円 B+ 当時の定価620円

笑っている木がいる。呟いている木がいる。怒っている木がいる。歌っている木がいる。
どの木もいい顔をしている。したたかな表情をしている。
大地にどっしりと根をおろした木に憧れ、恥じらいを持ち、ひたすら遠くからシャッターを切る丹地保堯。
70枚の写真と谷川俊太郎の一行詩が響きあいながら自然の大きさ、美しさを紙上に再現する。(カバーより)
解説・天野祐吉



cover品切れ 文庫 入場料四四〇円 ドリンクつき 谷川俊太郎 佐野洋子
集英社文庫 95年6月・初
350円 B+ 当時の定価440円

ここは、ドリンクつきでジャズや詩の朗読や芝居などを見せたり聞かせたりする小さなライブ・ハウスです。
今日の出し物は、仲良しのふたりによる言葉のセッションーーからだの秘密に迫ったり、早変わりで一幕劇を演じたり、
身の上相談にのるかと思えば、謎めいた聖書を読み上げる等等。ちょっと幸福になりたいあなた向きです。
ところで、ドリンクはどこにあるんだ?(カバーより)
解説・高橋源一郎



cover品切れ やさしさは愛じゃない 谷川俊太郎×荒木経惟
幻冬舎 96年4月・初
1500円 A- 帯あり 当時の定価2000円

からだが裸ならこころも裸だ
やさしさ世代に問いかける 烈しい愛の物語(帯より)
アラーキーのモノクロ写真とのコラボレーション。
ソフトカバー サイズ天地22.8センチ×左右12.6センチ



cover品切れ 風穴をあける 谷川俊太郎
草思社 2002年1月・初
900円 B+ 帯あり 当時の定価1400円

装幀・中島かほる 装画・奥山民枝
詩はどう人間にかかわるのか? 言葉はどう沈黙にかかわるのか?
詩と本と音楽と友人知己をめぐる真摯で洒脱なエッセイ集。(帯より)
この本の中のもっとも古い文章は一九八五年に書かれていて、
そのころ私はまだ原稿を手書きで書いていた。
…相変わらず長い文章を書くのは苦手だ。本も読みたい本、そのとき自分にとって必要な本しか読まなくなった。
年をとっていくにつれて、削ることが大事になってくる。
…マスメディアよりももっと小さいメディアのほうに関心が移ってきている。
じかに顔が見えるつきあいから得るものを、大切にしたい。この十五年の間に、
ずいぶん多くの友人、知人を失った。彼らのことを繰り返し思い起こすことが、新しい人たちに
会うのにもましていまの私を励ましてくれる。…(あとがきより)
ハードカバー サイズ天地19センチ×左右14センチ

■父母の恋文 谷川俊太郎・編■


cover品切れ 文庫 母の恋文―谷川徹三・多喜子の手紙 谷川俊太郎・編
新潮文庫 97年 350円 B+ 帯なし 現在の定価580円

人さまの恋文を読むーー。めったにない体験を本でしてみませんか?
性的なことまで含めて、これほど赤裸々に書いたものを公開する谷川俊太郎。
男と女が心を通わせあい、ふたりで幸福を探しながら生き抜いたさまに打たれます。
「息子の目から見てもこれがなかなか面白い。ふたりの感情の移り変わりはもちろんのこと、
当時の京都に住む二十代のインテリたちが、何を考え、何に悩み、どんな暮らしをし、
どんな映画や展覧会を見、どんな音楽会や芝居に行っていたかというようなことがよく分かる。
私的な手紙ではあるし、いくつか他の人々のプライバシーにかかわる箇所もあるけれども、
ひとつの時代を振り返るよすがに、これを出版してもいいのではないかと私は思った」(あとがきより)
高名な哲学者だった父・谷川徹三。そのかげに隠れるように一生を終えた母・多喜子。
両親の遺品のなかに、若き日に二人が交わした537通もの恋文が残されていた。
京大生だった徹三が多喜子と出会ったのは、大正10(1921)年、恋う思いを朝な夕なに手紙にしたため、
二人は結婚した。長い時間が流れたいま、父母の愛の往復書簡を、詩人で息子の谷川俊太郎が、
愛惜の念をこめて世に送る。(カバーより) 381ページ。

■ビデオ■


cover品切れ ビデオ・サンプラー 谷川俊太郎
冬芽社 86年
3300円 B+ 当時の定価6000円

パッケージ・デザイン 菊池信義。ビデオはβ(ベータ)です。
そらーNHKの「名曲アルバム」のパロディのつもりでつくったMTVのひとつ。音楽は谷川賢作。
インタビュー「机にきく」ー楠かつのりと始めた雑誌ビデオ『いまじん』連載のインタビューシリーズ第一弾
木ねじCM−NYに住んでいる娘から数年前にもらった木ねじ。
これはのみのぴこーいわゆる<つみあげうた>。マザーグースの真似をしてつくった。絵は和田誠、1979年のサンリード発行の絵本から。
インタビュー「扉にきく」ーインタビューシリーズは楠かつのりに聞き手になってもらって、いつも全くの即興でやっている。
SYLVANUS−近所の中古自動車店の看板を撮って、それをもう一度モニターに映して、焦点をぼかして再撮影。音楽は谷川賢作。
るすばんビデオー留守番電話があるなら、留守番ビデオがあったっていいじゃないか。
RAINDROPS−我が家の台所の窓から撮った雨だれ。音楽は谷川賢作。
インタビュー「地球にきく」−この地球はNYの文房具店で買った。
えかきうたー<へのへのもへじ>という大傑作があるので、えかきうたはつくりにくい。これが私のつくったえかきうたのすべて。
無名人登場ーこの題名と質問は楠かつのりがつくった。
パッケージ(函)のサイズ 天地23.5センチ×左右15センチ

■谷川俊太郎をめぐる雑誌■


cover品切れ 現代詩手帖 1988年11月号 特集・谷川俊太郎の新地点
思潮社
800円 B+ 当時の定価850円

<戦後詩>以後ー第5回 谷川俊太郎氏に聞く(聞き手・城戸朱理)秩序よりも混沌を書きたい/
翻訳論文 サージ・ガブロンスキー テクストに肉薄するー谷川俊太郎と文化的両立性 訳・島弘之/
最新詩集「メランコリーの川下り」を読む 北川透ー零度の語り手 野沢啓ーモダンで…クラシカルな…
横木徳久ー職能としての言葉/エッセイ 辻征夫…詩は世界の構造を考えはじめた 井坂洋子…休日のからだ
サイズ 天地21センチ×左右15センチ



cover品切れ 鳩よ! 91年3月号 特集 いるかいるか いなかいるか 谷川俊太郎
マガジンハウス
1200円 B 裏表紙少やぶれ 当時の定価390円

特集・知と感性の詩人 谷川俊太郎 いそっぷうたー新作書き下ろし詩/
私の愛唱する谷川俊太郎の詩…中島みゆき/詩人をめぐるエトセトラ…糸井重里・沢野ひとし・新川和江・
田村隆一・俵万智・辻仁成・辻井喬・川本三郎/短い短いテレビ・ドラマ りんご/
対談 地球人としては許せない!! 佐野洋子 佐々木幹郎/谷川俊太郎 全詩集カタログ/
谷川俊太郎への93の質問/谷川俊太郎のビデオ&CDカタログ/
語り下ろし小伝 ぼくじゃない ほんとうのぼく 語り手・谷川俊太郎 聞き手・辻征夫/書きおろし紀行 旅の連詩・一九九〇年秋 谷川俊太郎
サイズ天地28.5センチ×左右21センチ

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