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チェコの絵本たち


2009年3月入荷分2008年9月入荷分
ミルコ・ハナーク その1ミルコ・ハナーク その2
新しめの本
動物と子どもと… その1・その2動物の絵本 その1その2
SNDK 50年代ー60年代の絵本 その1その2
パノラマ絵本 ボード絵本とびだす絵本 アルティア 日本語版品切

動物と子どもたちというモチーフは、やはりチェコでも人気です。
1940年代、50年代、60年代…。社会主義体制のもとプロパガンダ的な絵本が多く見られた時期から、
民主化のもと作られた絵本まで。
時代の波をかいくぐって、動物と子どもよ、永遠に…ですね。

英語以外の文字は表示しにくいので、
書名・著者名など正確な表記は画像写真をごらんください。

■動物と子どもと…  そのほか■


covercover品切れ 絵本 チェコ語版 Ciernobiela rozpravka(太陽の絵本)Krista Bendova(クリスタ・ベンドーヴァ) 絵・Olga Cechova(オルガ・チェホヴァー)
3300円 Mlade leta,Bratislava 1962年 B 当時20.10コルナ

ブラティスラヴァの出版社が手がけたもの。
短編6編。クリスタ・ベンドーヴァは、ミルコ・ハナークと組んだ「もりのうた」の詩を書いている人。
オルガ・チェホヴァーは、絵本・児童書の挿絵を多く手がけ、
アニメのデザイナーとしても活躍しています。
「中を見る」の画像をどこにしようか悩んでしまったぐらい、
どの見開きも、それぞれ、とっても個性的なイラストに満ち満ちています、
形状も色も。人も、動物も、家も、木も、太陽も…この人の視線を
通してグラフィカルに構築し直している感じ。
表紙にも描かれていますが、中ページにも太陽がたくさん描かれています。
そのどれもがまったく異なる太陽。過激にポップでクリエイティブ。ぜひ見比べていただきたい。
1962年にこういう絵本が普通に出版されているのですよね。
多少ヨゴレや経年の感じはありますが、大きな製本イタミはありません。 1962年のものとしては、きわめて良好です。

ハードカバー サイズ 天地 23.4センチ×左右 16.7センチ

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cover品切れ 絵本 チェコ語版 O VYNALEZCI DETSKYCH SNU(アロイス・ミクルカ ねこと子どもの絵本)Alois Mikulka(アロイス・ミクルカ)
2900円 SNDK Praha 1962年 C+ 角イタミ 見返し少しはがれ 当時8.80コルナ

見返しにはねこのイラスト。扉の手前に「中を見る」にあるようなカラーのイラスト。
本文には、赤・水色・黄色の紙に「中を見る」にあるような太目の線のイラストが。
子供たちの大冒険かと思いきや、ねこを製造するマシンみたいな絵もあり、海賊みたいな絵もあり。
お話が読みたくてならないのですが、うーん、お話を想像する楽しみがあるということで。

アロイス・ミクルカは1933年生まれ。
プロフィールには、アーティスト、彫刻家、グラフィックデザイナー、イラストレーター、
作家、シーン・デザイナーとあり、いくつもの肩書きを持っています。
プラハ、ブラティスラヴァ、ブダペスト、ストックホルム、ヘルシンキ、
ボローニャ、フランクフルト、メキシコほか、世界中で個展を開催。
多彩な活躍を繰り広げている彼がまだ若かりしころ出版した絵本。
年数相応のイタミがあります。

ハードカバー 63ページ サイズ 天地 25.8センチ×左右 20.5センチ

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covercover品切れ 絵本 チェコ語版 Dum U Petiset Basniku(アロイス・ミクルカ パステル画の絵本)Alois Mikulka(アロイス・ミクルカ)
3500円 Krajske Nakladatelstvi BRNO 1964年 B めくりじわ 見返しにクレヨンで落書き 当時19コルナ

ブルノの出版社KNから刊行されたもの。ブルノは、プラハにつぐチェコ
第二の都市。ウィーンに近いチェコ東部、モラビアにあります。
本書は、文もイラストもアロイス・ミクルカ。
パステルでのびのび描いたイラストがいっぱい。ポジティブな気持ちになり、元気を分けてもらえる感じ。

日本人の好みにあうかどうかは別としても、これほど子どもが
描くように、邪心のないイラストを描けた人もなかなかいないでしょう。

40年以上前の本ですので、それなりに年数を経ている感じはありますが、 大きな製本イタミはありません。
ハードカバー サイズ 天地 23.8センチ×左右 16.5センチ

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cover品切れ 絵本 チェコ語版 uz dovedu abecedu(ABCの絵本)Ljuba Stiplova 絵・Zdenek Kondelik
3300円 ORBIS,Praha 78年 B  表紙角オレ 当時20コルナ

見返しを開くと、飛行機から見る青空のような澄んだブルー。
右側のページに目を進めると、ブルーのグラデーションを経て白地に。
そこに「?」の紙をくわえている鳥がいます。
おしゃれな演出で始まり、中ページをめくっていくと、どのページも色づかいがとってもきれい。
ぼーっと眺めるだけでウキウキしてくるような1冊。
人も動物も、目がまん丸で、優しい顔だちをしています。
Ljuba Stiplovaは、ミルコ・ハナークと組んでの作品もある作家です。

ハードカバー 天地 19.8センチ×左右 23センチ

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cover品切れ 絵本 チェコ語版 Mali Sportovci(スポーツマン)Josef Brukner 絵・Kornelie Nemeckova
3300円 OLMPIA 85年 B+ 中ページ少オレ 当時39コルナ

チェコガラスのような繊細な切り絵の組み合わせ。さまざまなスポーツを楽しんでいる動きを表現しています。
ねこ、犬、うさぎ、カメなど、動物たちがあちらこちらに登場。
見開きは真っ赤。ページをめくっていくたびに使われている色は、赤、紺、緑、茶といたってシンプル。
無駄なものは一切なく、研ぎ澄まされた躍動感をかも出しています。
白地とのコントラストが鮮やかで、すみずみまで計算され尽くされた美しさ。
世界各国どこの人でも理解しやすい、明快な1冊。

ハードカバー 69ページ 天地 29.7センチ×左右 20.7センチ

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ミルコ・ハナーク その1ミルコ・ハナーク その2
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動物と子どもと… その1・その2動物の絵本 その1その2
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パノラマ絵本 ボード絵本とびだす絵本 アルティア 日本語版品切

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